『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ』を電子出版EXPOで500名に贈呈

いよいよ、今週:7月3日から5日は電子出版EXPOです。CAS-UBの出展も3回目となります。楽しみだねーー。

さて、先日はCAS-UBで『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ -その原則・特例と経過措置-』を制作・発売をご案内しました。

校正のため2回ほど通読しましたが、消費税で注意すべきことがらは一通り網羅していると思います。良い本です!

EPUB版、Kindle版は既に販売中ですが、イベントの目玉としてプリント版(全文 72頁)を500部を「国際電子出版EXPO」のアンテナハウスブースにて名刺交換させていただいたお客様に無償で贈呈いたします。

CAS-UBで作成した書籍のプリント版を実際に手に持ってお読みいただくことができます。ぜひ、ブースへお立ち寄りください。

なお、さらに本書から抜粋して制作したEPUB版はWebページより無償で配布しています。

『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ -その原則・特例と経過措置-』ご紹介

ディード経営税務事務所の「やさしい法律シリーズ」の第 3 巻です。会社経営者層を中心とするビジネスパーソン向けに消費税引き上げ対策をコンパクトに解説する内容となっています。

◇目次
はじめに
第1 章消費税の課税の仕組み
第1 条 消費税は売上げに対する課税である
第2 条 仕入れや経費で負担した消費税を控除する
第3 条 免税事業者から仕入れても課税仕入れになる
第4 条 非課税の商品やサービスにも消費税が含まれる

第2 章消費税率の引き上げ
第5 条 消費税の税率は引き渡しの日によって決まる
第6 条 請負契約は完成引き渡しの日で税率が決まる
第7 条 メンテナンスや運送では役務完了日が基準
第8 条 賃貸借契約の使用料は支払日を基準とする
第9 条 課税時期の特例1:工事やシステム開発の請負
第10 条 課税時期の特例2:長期割賦販売やリース
第11 条 課税時期の特例3:現金主義

第3 章平成25 年9 月までに契約すると5%で済む
第12 条 請負に関する契約
第13 条 貸付けに関する契約
第14 条 予約販売する書籍等
第15 条 老人ホームなど

第4 章平成26 年3 月までに販売すると5%で済む
第16 条 乗車券や入場券など
第17 条 通信販売

第5 章平成26 年4 月でも5%で計算する
第18 条 電気料金等
第19 条 定期刊行物
第20 条 返品、値引き、割戻し、貸倒れ

第6 章平成26 年度からの制度変更
大企業子会社は新設法人の免税がなくなる

『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ』抄録電子本を無償配信
抄録本のご案内

○国際電子出版EXPO
日時 2013年7月3日(水)~5日(金) 10:00 ~ 18:00
場所 東京ビッグサイト
ブース番号 26-51
URL http://www.ebooks-expo.jp/

『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ~その原則・特例と経過措置~』 (やさしい法律シリーズ)発売、裏話

民主党野田政権が最後に決めた消費税アップ。自民党になってもこれは実現しそうで、そろそろ消費税アップに備えて準備を始めなければなりません。

それなら自分で準備するだけではなくて、電子書籍で本も出してしまおうと思い立ったのが5月も末にちかくなった頃です。

でこの『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ~その原則・特例と経過措置~』 が出来上がりました。

『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ~その原則・特例と経過措置~』

アマゾンKindle版(消費税込み280円)
楽天kobo版(消費税込み280円)

6月20日発売ですので、思い立ってから1ヶ月で発売です。Kindleストアで検索しても、まだ消費税対策の本はないようです。消費税アップ対策本第1号! かな。

もちろん、CAS-UBで編集制作をしているので素早くできるのです。それだけではなくて、もう紙版(四六版、全文72頁)も印刷に入っています。

紙版は、広告を掲載したスポンサード版として作成しています。来週の国際電子出版EXPOの弊社ブースにて名刺と交換でを贈呈いたします(但し、先着500名さま限りとさせていただきます。)詳しくは別途ご案内しますので乞うご期待です。

さて、重箱の隅をつつくようで申し訳ないですが、このKindle版の裏話を一つ。

本書はCAS-UBで制作しましたが、編集時のファイルは各条毎(通常の本では節に相当します)に分けています。EPUB/Kindleではファイルの先頭が新しいページから始まりますので、ファイルの分かれ目で改ページが行なわれます。しかし、PDF版を作るときは、すべてのファイルを一つに結合します。で、組版時に章の区切りで、自動的に改ページを入れる指定はできますが、節の区切りで自動的に改ページを入れる指定はできないのです。そこで、各条の最後(ファイルの最後)に強制的に改ページを入れてあります。強制改ページは、CAS記法で’++++’(プラス記号4つ)です。

ところがこれを、Kindlegenでmobiに変換して、直接、Paperwhiteにコピー(USB接続)すると条の最後で先へ進めなくなりPaperwhiteがリセットされます。Kindle FireなどのほかのKindleリーダでは問題ないようです。

Paperwhiteのmobiリーダはページの最後に強制改ページがあると無限ループに陥ってしまうというバグがあるようなのです。このことは前から気がついていたのですが、今回PDFを同時につくるためどうしても改ページをはずすことができません。

で、そのまま、アマゾンのKindleストアに入稿してしまいました。

6月20日に発売されたKindle版を早速購入して、Paperwhiteで読みましたが、くだんのリセットはしないのですね。たぶんアマゾンの社内でmobiファイルを修正しているのではないかと疑っていたのですが、やはりね。

ということで、アマゾンは、内部でmobiファイルをチェックして修正しているのではないかという疑念がますます深まった次第です。