CAS電子出版第1号『魔性のプレゼンテーション』をiBookstoreで販売開始。

CAS-UBで制作したEPUB版電子書籍第1号『魔性のプレゼンテーション』がiBookstoreで販売開始になりました。

ibooksStore

本書は、CAS-UBで最初に販売用の本として2011年9月に制作したものです。その頃は、EPUBを販売するストアがなかなか見つからないためDLマーケットで発売しました。

その後、2012年にはアマゾンのKindleストア、楽天Koboストアでも販売ができるようになり、Kindleストア、Koboストアでも発売しています。

で最後に、アップルのiBookstoreでこの程発売しました。

CAS-UBは、本を制作するサービスなので、いまのところ本の販売を積極的に行なっているわけではありません。『魔性のプレゼンテーション』の販売は、CAS-UBで制作したEPUBをiBookstoreでも販売できることを示す意味もあります。

ところで、販売ストアとしてはiBookstoreはあまり親切ではありませんね。

まず、ストアで販売するにはiTunes Producerが必要なのですが、iTunes ProducerはMacOSでしか動かないので、結局、Macを買う必要があります。このために15年ぶり位にMacを買ってしまいました。

次に、iTunes Connect, iTunes Producerのメニューとメッセージは英語のままです。英語が読めないと電子書籍の販売開始もできません。

さらに、EPUBをアップロードしてから、2週間も何の連絡もなく放置されます。で、忘れかけた頃に発売開始されましたが、発売開始されても何の連絡もありません。ちなみに、この本は一部SVGを使っていますが、ノーエラーで発売になりました。

こうしたところを見ますと、アップルはまじめに商売をやろうと思ってはいないのだろうという印象を持ってしまいます。