AH Formatter 事例発表セミナー来週。XMLの真髄を語ります。


アンテナハウスのAH Formatter関連の本年最終イベント「『AH Formatter』事例発表セミナー」開催がいよいよ来週に迫りました。

XML/HTML自動組版エンジン『AH Formatter』事例紹介セミナー(無料)

AH Formatter事例発表セミナーでは、株式会社ベネッセコーポレーションのXML+XSL-FOを使った教材・問題集作成の効率化他多数の発表を予定しています。

弊社のCAS-UBの実体は、XMLオーサリングサービスであり、オーサリングされた出版物のPDF出力には最新の「AH Formatter V6」(Linux版)を用いています。先日、発売しました、「魔性のプレゼンテーション」のPDF版ももちろん、「AH Formatter V6」が生成したものです。

CAS-UBで『魔性のプレゼンテーション~その美学と作法~』PDF版を発売!

セミナーのCAS-UBのパートではこうしたサービスを実装した経験などを通じてXMLの有効活用について、その真髄を語ってみたいと思います

さて、実は、CAS-UBのPDF出力ではAH FormatterV6の最新鋭機能である、「図版の最適配置機能」を活用しています。というか、これなくして縦書きは語れない、というほどの重要技術です。

百聞は1見にしかず、ということで、「魔性のプレゼンテーション」から例として二つの図を示します。

1.図版の最適配置を使わないでPDFを出力
画像の成り行き配置によるぺーじ

2.図版の最適配置を指定してPDFを出力
図版の最適配置を指定した

2ではAH Formatterが図版を自動的に移動しています。1,2をご覧いただきますと、図版の最適配置機能の意義をご理解いただけると思います。

最適配置をしないと88頁、最適配置をすると78頁となります。この頁数の差もさることながら、Webと違って頁の概念があるEPUBでは、図版の最適配置は読みやすさを高める上で極めて重要な意味をもつことになるだろうと思います。

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