CAS-UB 5月16日の定期メンテナンスで次の改訂を行ないました。
1. Word文書(Microsoft Word 2003 XML形式)から、EPUB3に直接変換できる「Word変換」機能を追加しました。出版物一覧画面の上部に「Word変換」ボタンが追加されています。
<詳細は こちら>
2. 出版物の種類に「書籍2」を追加しました。「書籍2」はWordなどのインポート向けに構成の自由度を広くしてあります。「書籍1」との違いは以下の通りです。
- 「前付け」がありません
- 「タイトルページ」「ユーザー作成目次」があります
- 「タイトルページ」「権利関係」「前書き」「謝辞」「献辞」「ユーザー作成目次」は、PDFでも登録順に並びます
- 「節」の下に「項」があり、「項」の下に「目」があります
- 「後書き」と「付録」は、PDFでも登録順に並びます
3. 記事の編集画面に「文字進行方向」の指定が追加されています。この設定で「縦書き」「横書き」を指定することで、記事ごとの XHTML に電書協方式の文字進行方向設定を入れることができます。設定を利用するには電書協方式に準じた CSS を style.css で定義する必要があります。
4. 生成画面に「生成済み Kindle.epub ダウンロード」を追加しました。
5. 生成結果のダウンロードで、ファイル名の末尾にメディアの種類を付加するようにしました。例えば、EPUB3 はファイル名の末尾に _epub3 が付きます。Kindle EPUB では、_kindle がファイル名の末尾に付きます。
6. PDFの生成で、レイアウト詳細設定の初期値を次のように変更しました。
- 章見出し等の位置とインデントを「中央」から「行頭左寄せ&インデント1文字」に
- 章番号と節番号のデリミタを「二分ダッシュ」から「ピリオド」に
- 図表キャプションのフォント名を「serif」から「sans-serif」に
7. PDF生成で、出版物の種類「書籍1」「書籍2」の版面に、
Y15a(B5判、39文字、33行、10pt), Y15b(B5判、39字、36行、10pt)を追加しました。