昨夜は、数十年振りに、とっても素人なユーザーの電話サポートをしてしまった。
なにしろ、皆帰ってしまった後で、電話がかかってきてお宅の納品したEPUBが云々と文句をいう。
いろいろ聞いてみると、EPUBをメールで受け取ってKindle Previewerでmobiにしようとして、うまくできたりできなかったりしているようだ。
お宅の仕事はまったくだめだとヒステリーを起こしているのだ。
話しているとヒステリーを起こして、電話をガチャンと切ってしまう。それで終わったかと思うと、また数十分後に電話がかかってきて文句をいう。
おかしかったから笑ってしまった。
今朝がた、つらつらよく考えてみた。
まず、EPUBをメーラーで受信して、Documentフォルダーに保存する。そこまではうまくできているようだ。うーーん。もしかしたら、それもできてないかもしれない。後で、担当者に聞いたところでは、ファイルがやたら大きくてファイル転送ソフトで送ったところ、ファイル転送ソフトを使えなくてヒステリーになったのでメールにしたとのことだから。メーラーでエラーになっている可能性もある。
そのあと、Kindle Previewerにドラッグ&ドロップするのだが、恐らく、EPUBをダブルクリックしてしまっているのだ。EPUBリーダーは、無論、インストールしてない。それでWindowsのExplorerが、「このファイルはサポートしていません。」というエラーメッセージを出す。
何回か改訂したEPUBを送っているのだが、うまくできるときもあるようだ。たぶん、ドラッグ&ドロップがうまくできたときだろう。
ということで、できたりできなかったりしてしまう。まあ、こういうレベルの人たちが、Kindleで電子書籍を販売しようとしているわけだ。
でも、コンピュータをうまく使えなくてヒステリーを起こすのもわからないではない。かく言う自分もときどき、Windows8のおかしな挙動にヒステリーを起こして、マイクロソフトに電話したくなることもある。