9月17日(木)夕方より、CAS-UB V3.0をクラウドサービスにて提供開始しました。
CAS-UB V3.0では商業出版の「縦組書籍を印刷するためのPDF制作」を実用的なレベルとする―具体的には、文字組主体の書籍についてDTP の代替として利用できること―を目標としています。
商業用書籍(PDF)は縦組が主流です。CAS-UBはいままで縦組もできましたが、しかし決して得意とは言えませんでした。V3.0では縦組の商業書籍も作れるように、様々な機能を強化しました。
- ページ毎(記事毎)のレイアウト切替を強化しました。
- 記事の種類を増やしました。
- 記事毎のレイアウト切替のため新機能「記事スタイル」を用意しました。
- 商業書籍の制作に向けて、PDFの縦組レイアウト指定機能を大幅に強化しました。
- 縦組中で横組を組み合わせる指定を強化しました。
- 縦組を中心にPDFレイアウト機能を強化しました。
- ユーザーが自由にPDFレイアウト指定できる新機能「スタイルセット」を用意しました。
- 書誌情報のタイトルとサブタイトルにルビと縦中横を指定できるようにしました。
- ユーザーインターフェイスを改善して使いやすくしました。
EPUBについては次の機能を変更しています。
- 生成時・記事の順序をPDFとEPUBで統一しました。
詳しい情報は、「CAS-UB サポート&ガイド」のCAS-UB V3.0の主な変更点の項にPDFとEPUBを用意しておりますのでご参照ください。
CAS-UBは30日間の試用サービスもございます。関心をお持ちの方は、どうぞお試しになってみてください。