『瞬簡PDF作成8』プリントオンデマンド版マニュアルのお知らせ

来週27日より発売予定の『瞬簡PDF作成8』(ソフトウエアパッケージ)のプリントオンデマンド(POD)版マニュアルがアマゾンより発売になりました。楽天ブックス、hontoからも発売される予定です。

「瞬簡PDF 作成 8」の製品パッケージは、アプリケーションの「印刷」コマンドを使ってPDFファイルを出力できる仮想プリンタドライバ「Antenna House PDF Driver 7.5」、出力したPDFファイルを対象に分割/結合/セキュリティオプションの変更などを行うことができるユーティリティソフトウェア「瞬簡PDF 作成 8」を組み合わせたものです。
本マニュアルは、ユーティリティソフトウェア「瞬簡PDF 作成 8」の使い方について説明するものです。仮想プリンタドライバ「Antenna House PDF Driver 7.5」についての説明は含んでおりません。「Antenna House PDF Driver 7.5」につきましては、インストールフォルダのPDF版「Antenna House PDF Driver V7.5プリンター操作説明書」を参照していただく必要があります。

書誌情報
書名:「瞬簡PDF作成8ユーザーズマニュアル」
出版社: アンテナハウスCAS電子出版
発売日:2017年10月
著者:アンテナハウス株式会社
発行形式:プリントオンデマンド版
判型:B5 横組
ページ数:106
価格(税込):1,188円
ISBN:978-4-900552-58-6
販売ストア:アマゾンへPODへ、楽天ブックス、hontoからも発売予定です。

電子版はパッケージに同梱されています。

POD版の内容はソフトウェアパッケージに同梱されているPDFとほぼ同じです(相違点は後述)。ご承知のとおり、現在は、特に企業向けの出版物は電子版(PDF)の方が好まれます。ソフトウエアのマニュアルも昔は紙で提供していましたが、時代の流れと共に、電子版(PDF,Windowsのヘルプ形式)のみで提供するようになりました。しかし、やはり紙で欲しいという方もいらっしゃいます。そこで、こうした要望にお答えするには、必要とする方にプリントオンデマンドで販売するのが一番良いのではないかと考えて、昨年来、POD版のマニュアルの販売を試行してきました。本マニュアルはその一環で用意しております。

パッケージ同梱版とPOD版の相違点

パッケージ同梱版は判型A4に対してPOD版の判型はB5版、POD版ではページ数を少なくするため空白をできるだけ少なくするなどのレイアウト変更を行っています。また、サポート連絡先などのユーザーのみ向けの情報はPOD版からは削除されています。

『瞬簡PDF作成8』製品紹介ページへ

『瞬簡PDF編集7』プリントオンデマンド版マニュアルのお知らせ

来週27日より発売予定の『瞬簡PDF編集7』(ソフトウエアパッケージ)のプリントオンデマンド(POD)版マニュアルのお知らせです。

「瞬簡PDF編集」はグラフィカルな分かりやすい操作でPDFのページの入れ替えができ、また複数のPDFを対象にページ結合などのページ編集が簡単にできるのが特徴です。「瞬簡PDF 編集 7」ではさらにPDF本文のテキストを直接編集したり、画像のサイズ変更や移動・削除したりなど、PDF内容の編集ができるようになりました。また、PDFへの注釈の記入、注釈への返信、注釈一覧の作成などができます。

書誌情報
書名:「瞬簡PDF編集7ユーザーズマニュアル」
出版社: アンテナハウスCAS電子出版
発売日:2017年10月
著者:アンテナハウス株式会社
発行形式:プリントオンデマンド版
判型:B5 横組
ページ数:108
価格(税込):1,200円
ISBN:978-4-900552-56-2
販売ストア:アマゾンへPODへ、楽天ブックス、hontoからも発売予定です。

電子版はパッケージに同梱されています。

POD版の内容はソフトウェアパッケージに同梱されているPDFとほぼ同じです(相違点は後述)。ご承知のとおり、現在は、特に企業向けの出版物は電子版(PDF)の方が好まれます。ソフトウエアのマニュアルも昔は紙で提供していましたが、時代の流れと共に、電子版(PDF,Windowsのヘルプ形式)のみで提供するようになりました。しかし、やはり紙で欲しいという方もいらっしゃいます。そこで、こうした要望にお答えするには、必要とする方にプリントオンデマンドで販売するのが一番良いのではないかと考えて、昨年来、POD版のマニュアルの販売を試行してきました。本マニュアルはその一環で用意しております。

パッケージ同梱版とPOD版の相違点

パッケージ同梱版は判型A4に対してPOD版の判型はB5版、POD版ではページ数を少なくするため空白をできるだけ少なくするなどのレイアウト変更を行っています。また、サポート連絡先などのユーザーのみ向けの情報はPOD版からは削除されています。

『瞬簡PDF編集7』製品紹介ページへ

『タグ付きPDF 仕組と制作方法解説』Kindle版とプリントオンデマンド版発売になりました。

『タグ付きPDF 仕組と制作方法解説』(CAS電子出版)のKindle版とプリントオンデマンド版が発売になりました。プリントオンデマンド版は現時点ではアマゾンのみですが、楽天ブックスとhontoからも発売の予定です。

タグ付きPDFは、内部に文書構造を埋め込んだPDFです。PDFをコンピュータで読み上げたり、PDF内のデータをオフィスアプリやWebページなどに再利用したりするときに有効なものです。

印刷物はテキストに視覚的なスタイル付けをすることによって文書構造を表現しています。例えば、見出しという文書構造は、大きなフォントやゴシック書体などのスタイルが設定されて、視覚的に表現されています。そして、私たちが普段出版物を読むときは、視覚的に表現された文書構造を内容理解のための手がかりにしています。PDFを印刷物として視覚的に読む限りでは、文書構造を内部に埋め込む必要はありません。このため、タグ付きPDFはオプションとして規定されており、日本では、いままであまり注目されていませんでした。

しかし、PDF内部のデータを適切に利用するには、タグ付きPDFとしておくと都合が良くなります。欧米の行政機関では、情報アクセシビリティの観点から、公開するPDFはタグ付きPDFとすることが必須とされています。日本でも、障害者差別解消法の施行に伴い、官公庁・行政が提供する情報のアクセシビリティが必須になります。こうしたことで日本でもタグ付きPDFを作成する機会が増えつつあるようです。

本書では、文書構造とはどのようなものか、タグ付きPDFとはどのようなものか、といった基本的な概念を解説します。また、簡単な例を使って、タグ付きPDFを実際に作る過程を説明します。

目次

はじめに
第1 章タグ付きPDF とはなにか
1.1 文書の構造
1.2 タグ付きPDF でできること
第2 章タグ付きPDF の仕組
2.1 マークされた内容
2.2 論理構造を構築する仕組
2.2.1 構造要素辞書
2.2.2 タグツリー
2.2.3 タグツリーとコンテントの対応
2.3 タグ付きPDF の概要
2.3.1 ページ内容
2.3.2 構造型
2.3.3 基本レイアウトモデル
2.3.4 構造属性
2.3.5 アクセシビリティサポート
2.4 XML やHTML との相違
第3 章タグ付きPDF の標準タグと属性
3.1 グループ化のためのタグ
3.2 段落のためのタグ
3.3 テーブルのためのタグ
3.3.1 テーブルの標準属性
3.4 行内のためのタグ
3.5 イラストのためのタグ
第4 章タグ付きPDF の制作
4.1 簡単なタグ付きPDF の作成(ルートタグ作成)
4.2 簡単なタグ付きPDF の作成(フラットなツリー)
4.2.1 見出し1 と第1 階層のタグ設定
4.2.2 画像のタグ付け
4.2.3 表のタグ付け
4.2.4 ヘッダーとフッターのタグ付け
4.3 簡単なタグ付きPDF の作成(深いツリー)
4.4 自動タグ付け
第5 章画像の代替テキスト
第6 章タグ付きPDF を利用するPDF プロファイル仕様
参考資料

書誌情報
書名:「タグ付きPDF 仕組と制作方法解説」
出版社: アンテナハウスCAS電子出版
発売日:2017年10月
著者:アンテナハウス株式会社
発行形式:プリントオンデマンド版
判型:B5 横組
ページ数:44
価格(税込):1,000円
ISBN:978-4-900552-57-9
販売ストア:アマゾン

発行形式:電子版
価格(税込):700円
ISBN:978-4-900552-59-3
電子書籍ストア:アマゾンKDP(アマゾンへ)

参考資料
タグ付きPDFとはどんなもの(本書の要約です)

Wordに埋め込まれたイメージ画像の解像度はどうなるか?

Microsoft Wordで原稿を書くとき、イメージ画像(イメージ)をWord文書の中に埋め込むことが多い。そのWord文書をCAS-UBに取り込んで、特にPDFを生成してプリントオンデマンド(POD)で印刷本にするとイメージの解像度が低くてぼやけてしまう経験がある。こうしたイメージはできればベクトル図形にするべきだが、画面のスナップショットなどはそうもいかない[1]

PODで本を作るときなど、これは大きな問題なので対応策を考える必要がある。

そこで、Wordに埋め込まれたイメージの解像度の扱いについて調査してみた。なお、以下の調査結果は次の条件による。
・PNG形式とJPEG形式についての調査結果を説明する。以下の調査結果は、JPEG、PNGとも共通である。
・Wordのバージョンは2013(32ビット)、動作環境はWindows10(64ビット)で調査した。

なお、解像度は縦横のピクセル数(px)とインチあたりのピクセル数(ppi)という2つの意味で用いているので注意(参考資料[2]を参照)。

Wordに埋め込まれたイメージの解像度の扱いは、Wordの内部でのイメージの持ち方に依存する。Office Open XML(OOXML)[3]でWordの内部のイメージはVMLのシェープ形式(旧形式)またはOOXMLのシェープ形式(新形式)のどちらかである。

(1) Wordの編集の画面に、イメージファイルをドラッグ&ドロップするとイメージは旧形式として保存される。
(2) イメージファイルをコピーしてWordの編集画面にペーストするか、Wordの「挿入」の「画像」で表示されるダイヤログでイメージを編集中の文書に挿入すると新形式として保存される。

Wordの「ファイル」「オプション」には、ファイル内のイメージの扱いについての設定がある(次の図)。この設定は新形式で保存されたときのみ有効である。

・「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェックがない状態(デフォルト)では、イメージの解像度は次の条件で圧縮される。
 取り込んだイメージの解像度をZ0pxとする。
 文書の中のイメージの幅をXmmに編集したとする。オプションで設定した既定の解像度をRppiに設定しているとき、その幅に入るイメージの解像度Z1pxは次のようになる。
 Z1=X/25.4(mm/inch)*R(ppi)
 Wordの中のイメージの解像度Zpxは、Z=min(Z0,Z1)
 
例えば、A4用紙(幅210mm)に左右各30mmの余白を設定しているとき、版面の幅は150mmである。150mmの幅は既定の解像度220ppiのとき、150mm/25.4*220=1299pxに相当する。

このため横幅がそれよりも大きい解像度のイメージは圧縮される。横幅は1299よりも小さい解像度のイメージはそのままの解像度でファイルに保存される。厳密には多少の許容範囲があり、例えば横幅1300pxのイメージは圧縮されない。

もし、Wordの編集画面でイメージの表示幅を55mm設定にして保存すると、元のイメージの解像度が55mm/25.4*220=477pxよりも大きなとき、477pxに圧縮されてしまう。
Wordで保存したファイルには圧縮された画像だけが保存されるので元に戻せない。

・「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェックすると、Word上でのイメージの表示幅にかかわらずイメージは圧縮されない。

イメージの解像度をWordに勝手に変更されたくない場合は、「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェックしておく必要がある。

なお、ドラッグ&ドロップで配置したイメージは旧形式となるが、旧形式に対しては、「ファイル」「オプション」の、ファイル内のイメージの扱いについての設定は影響を与えない。つまりドラッグ&ドロップで配置したイメージはWordの編集でサイズを表示サイズを変更しても影響を受けない

旧形式で保存されるイメージを圧縮するには、イメージを選択して表示される「図ツール」「書式」タブの「図の圧縮」ボタンをクリックして表示される「図の圧縮」ダイヤログで設定する。

【参考】
1.『XSL-FOの基礎』画像制作のこと。Word経由でインポートした画像は印刷品質の劣化が激しいため、第2版ではできるだけSVG形式に変更した件。
2.解像度とは
3.Office Open XML(OOXML)