Wordで画像のレイアウトオプション「行内画像」と、「それ以外」の設定、インポート扱いの相違

CAS-UBのWordインポートで、図は、Wordで図の書式設定 – レイアウト が「行内」の場合、インライン画像(文字列中に挿入されている図)としてマークアップされます。

インライン画像は、左寄せに配置(字下げありの場合は1文字分右にずれます)され、CSS で表示サイズの調整はしていません。この場合、ビューアーによっては大きな画像の右側が見切れてしまいます。

Wordで図の書式設定 – レイアウト が「行内」以外の場合、図はブロック画像としてマークアップされます。ブロック画像は、中央に配置され、画像サイズが大きいときは表示を縮小して画面に収めるように、CSS で調整しています。

サイズの大きな画像や、中央配置したい画像は、Wordで図の 書式設定 – レイアウト を「行内」以外 に設定するほうがよいでしょう。

※ 書式設定 – レイアウトを「行内」から、「行内」 以外に変更すると、本文に図の高さの分の空行が必要になり、レイアウトが崩れます。設定を変更する前に、図の後に充分な改行を補っておくと、後の調整がしやすくなります。

例 Word文書をCAS-UBにインポートするとき、画像レイアウトオプションで行内にすると、CAS-UBでインライン画像のマークアップとなり、行内以外ではブロック画像のマークアップとなります。

(1) Word文書の画像・レイアウトの設定
word-image-option

(2) CAS-UBにインポート

レイアウトオプション:行内{{i01-03000001.png|i01-03000001.png}}

レイアウトオプション:行内以外

[[[:fig
{{i01-03000002.png|i01-03000002.png}}
]]]

(文字列の折り返し上下)