『瞬簡PDF 書けまっせ7』は、先日(9月15日)に7.2となりました。7.2は任意のPDFにフォームフィールドを設定する機能が追加されています。
○『瞬簡PDF 書けまっせ7』のWebページ
○『瞬簡PDF 書けまっせ 7』 改訂情報・アップデート
『瞬簡PDF 書けまっせ7』は昨年10月リリースで、単品パッケージの他、『瞬簡PDF 統合版9』にも同梱されています。どちらでお求めいただいた方でもアップデート版をインストールすれば最新版にしていただけますので、ぜひアップデートしてみてください。
さて、これに伴い、『瞬簡PDF 書けまっせ7』のマニュアルも全面的に刷新しました。『瞬簡PDF 書けまっせ7』のマニュアルは、製品のCDまたはダウンロードパッケージにPDF、およびWindowsのCHMヘルプの形式で同梱されています。このPDF版、CHM版は、CAS-UBで編集し、CAS-UBの生成機能によって作成しています。
『瞬簡PDF 書けまっせ7』同梱のPDF版マニュアル:A4サイズ、49文字/行、45行/ページ、本文10ポイント、行送り16.5ポイント、196ページ。
同じ内容はCHM形式として作成し、アプリケ-ションのヘルプメニューに組み込んでいます。
さらに、次のステップとして、同じ内容をWebページとして出力して、製品のページにも公開しています(但し、サポートの連絡先などは除外)。Webページ版のヘルプはこちらです。
Webマニュアル(『瞬簡PDF 書けまっせ7』のWebページ)
さて次のステップとして、マニュアルをプリントオンデマンド(POD)版として有償で販売します。『瞬簡PDF 書けまっせ7』のマニュアルは従来も、アマゾンなどからPODで販売しており、POD版の中では売れ筋でした。これまでの版はB5版135ページで税込み1,600円。今回は内容を大幅に改めたため従来と同じ版面では200ページを超えてしまいそうです。しかし、できるだけ価格は前回と同じにしたいと考えました。そのためにはページ数を減らさねばなりません。
そこでページ数を圧縮するため次のように設定をしました。
・文字サイズを9.5ポイントに変更(従来は10.5ポイント)、行送りは16.3ポイント
・画像の大きさを小さくする。版面に対する幅を(版面に対して60%などに)指定して縮小
・章のタイトルを扉(製品添付版)から改ページの先頭行(POD版)に変更
・節の終りで改ページ(製品添付版)から、成り行き(POD版)に変更
・一ページの行数:38行
・一行の文字数:41文字
このように指定した結果、B5で172ページにまでページ数を少なくできました。
それで、一行の文字数を42文字に増やせばもっとページ数が減らせるのではないかと次のように変更しました。
一行に入る文字数を増やすと、その結果、同じ分量のテキストなら少ない行数で配置できます。すると全体の行数は減って、最終的にページ数が減るだろうと期待したのです。
そうしましたら、なんとページ数が174ページとなり2ページ増えてしまいました。 なんでだろう?
調べてみますと、次の図のように、図版のあるページで42文字/行のときは図が大きくなっているようです。
これは、一行の文字数を増やすと版面の幅が1文字分広がり、図の幅を版面の幅に対する比率で指定しているため、図の幅が広くなります。そうしますと、図の高さがその分高くなるためなんですね。
文字数を増やすと一ページに入るテキストが増えるのは確かですが、図が大きくなるため、ページ数が増えるとは予想外でした。