EPUB・PDFで索引や親子索引を作るためのCAS記法の例

CAS-UBでは単純な索引はマークアップ支援機能の「索引」を使って入力できます(図1)。

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図1

マークアップ支援ダイヤログで索引語、その読みを入力して「CAS記法」ボタンを押すと次のようにマークアップされます。


行と列から構成する簡単な[[[:index:key=ひょう 表]]]をマークアップできます。

索引を見やすく、使いやすくするためには、汎用性の高い索引語を親とし、その親索引語の下に子供の索引語を整理する親子索引を付けると便利です。こうした親子索引はマークアップ支援機能だけでは入力できませんが、手入力で作成できます。

索引語「表」を親とし、「見出しセル」、「ヘッダ行」を子供の索引語にするには図2のようにマークアップします。

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図2 親子索引の指定例

解説
[[[:mindex …]]] :親子索引を指定します。
[[[:prim …]]] :親の索引語を指定します。
[[[:second …]]] :子の索引語を指定します。
:key=よみ よみが必要なときは読みを入力します。
:nodisp この例では、親索引語を非表示にしています。

内容表示(プレビュー)で表示すると図3のように見えます。親の索引語を非表示に設定していますので、本文中には親の索引語は表示されません。

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図3 索引語を指定した本文の内容表示(プレビュー)

上のように指定した記事をEPUB・PDFにすると親子の索引ができます。図4はEPUBとPDFの親子索引部分です。

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図4 EPUBとPDFの親子索引部分