CAS-UB 本日(2/23)のメンテナンスで編集機能を刷新

CAS-UBは本日のメンテナンスでV2サービスにむけて編集機能の刷新を大よそ完了しました。

昨年のサービス開始(V1)のときには、「主原稿」がホームポジションになっていました。

V2メニューでは、従来の「主原稿」に集約していた編集機能を機能別に3つのメニューに分離して、それぞれのメニューをより単純な目的に絞ることで理解しやすくしました。

「記事編集」を導入してホームポジションにしました。また、出版物のアウトラインを編集する「構成編集」を新規追加。従来の「主原稿」はコンテンツを順次表示する機能に限定しました。編集機能は次のようになります。

1.記事編集 出版物を構成する記事のアウトラインを表示し、記事をクリックすると各記事の内容を編集します。コンテンツ編集機能を担当します。
2.構成編集 出版物を構成する記事の階層や並びを編集します。また、出版物の型についての設定を表示したり、目次作成時に、各記事が型の中でどの種類になるかを指定したり、一括で行なうなどのアウトライン編集機能を担当します。
3.主原稿  記事のコンテンツを表示します。

出力機能につきましてはEPUB3出力の機能をベータ版としました。次の変更を行なっています。
・EPUB2互換のNCX出力の有無の設定を追加
・EPUB3対応のCSS3テーマを整理して、「縦中横」、「圏点」などの機能を追加しています。

縦中横や圏点はコンテンツにマークアップしておく必要があります。コンテンツに縦中横や圏点を設定する方法は、来週公開予定の新利用ガイドに記載されます。

またEPUBの出力方法を改善しました。Internet Explorerの一部のバージョンでEPUBをダウンロードできないという問題が報告されましたので、これに対応しました。また、従来よりもファイルサイズが小さくなります。

来週3月1日のメンテナンスでCAS-UBサービスは正式にV2とする予定です。

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