CAS-UBで制作した『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ -その原則・特例と経過措置-』のプリント版ができました。
カバーがいいですね。
プリント版なので当たり前ですが、ボリュームもあります。
国際電子出版EXPOで配布します。お名刺と交換でよろしくお願いします。
弊社では、さっそく役員会と営業社員に配布しました。この本読んで、今後の営業に、消費税対策を盛り込むことが課題です。
ところでこの本の校閲ではEPUB版を作って、iBooksでコメントを入れて、コメントを著者にメールで送信するという方法を数回繰り返しました。この方法は結構便利ですよ。ただし、iBooksのコメントをメールで送ると平文になってしまうところが問題。うまく伝わらず、最後まで直らなかったところが1箇所ありました。ちょっと残念。
このあたりのワークフローはCAS-UBにうまく盛り込みたいのです。
また、EPUBのレイアウトについては、画像をフロートしたいということで次のように調整しました。
1)原稿をCAS-UB上で著者と共有。
2)画像に次のようなマークアップを行なう。[4]
左に寄せる画像に次のようにマークアップ
[[[:fig:float-start
画像
]]]
右に寄せる画像に次のようにマークアップ
[[[:fig:float-end
画像
]]]
3)style.cssに次のようにCSSを追加
/*——————————-*/
/* フロート解除 */
/*——————————-*/
h1,h2,h3,
.level4 {
clear:both;
}
/*——————————-*/
/* 画像フロート設定 */
/*——————————-*/
.float-start {/*左寄せ*/
float:left;
margin:10px;
}
.float-end {/*右寄せ*/
float:right;
margin:10px;
}
4)style.cssをCAS-UB上の出版物の「スタイル」に追加。これで画像のフロートができます。
あと、コストのことを申し上げますと、この本は著者印税+印刷・製本費を含めて1冊約400円です。GoogleのAdwords広告の良いポジションの2クリック分位でしょう。Adwords広告数クリック分で本を作ってばらまけるということは、紙は安いと言いますか、Googleがぼったくっていると言いますか。
ということで、国際電子出版EXPOで、プリントの本を作ってばらまくという反革命行動に出たいと思います。
○関連
[1] 『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ』を電子出版EXPOで500名に贈呈
[2] 『簡単解説20ヶ条 消費税率アップ~その原則・特例と経過措置~』 (やさしい法律シリーズ)発売、裏話
[3] 「簡単解説20ヶ条 消費税アップ ―その原則・特例と経過措置―」(抄録本)(EPUB版)
[4] この画像のフロートは、6月20日のアップデートからPDF生成でも有効になっています。