米国旅行で、メルマガEPUBは待ち時間に読むのに最適なことを実感しました。

今日、5日ゴールデンウィークもそろそろ終盤というところです。電子書籍関係の話題では、ゴールデンウィークにfacebookに「緊デジレスキュー:経産省コンテンツ緊急電子化事業検証グループ」ができました。緊デジについてはどこかで検証は必要ですし、事業主体には説明責任を求めるべきだと思います。

さて、本題ですが、連休を利用して7泊8日米国西海岸(アナハイム、ポートランド)に遊びにいってきました。いままでの旅行では、紙の本を持っていくことが多かったのですが、今回は紙はやめてEPUBを持っていきました。

といっても、書籍ではなくて、小寺メルマガ「金曜ランチボックス」[1](夜間飛行)のEPUB版です。
以前に、CAS-UBのメルマガEPUB変換機能を開発[2]したとき、いろんなEPUBを購読してみましたが、結局、他のメルマガはすべて購読をやめて、「金曜ランチボックス」だけを継続して購読しています。

「金曜ランチボックス」は名前どおり毎週金曜日の12時に配信されます。しかし、とにかくメルマガ以外も含めてメールの受信数が多いため、どうしても読まないままで見過ごすことが多くなっています。実際、日ごろは3分の1も読んでいないように思います。もうやめようかな、とも思っていたのですが。

今回、海外旅行で飛行場などでの待ち時間が多くなりますので、思い立って「金曜ランチボックス」のバックナンバーEPUB版をまとめてダウンロードして、小型タブレット(NEXUS5)に入れてもっていきました。

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図 楽天Kobo(NEXUS5)の「金曜ランチボックス」

空き時間を利用して、メルマガEPUBをちょこちょと読みましたが、実に便利です。

1.EPUBだとオフラインで読むことができます。飛行機の中は無論オフラインです。米国では空港やホテルなどでは無料のWiFiサービスが充実しています。しかし、無料WiFiといっても初回アクセス時に、メールアドレスなど個人情報を登録要求されますのであまりむやみに登録はしたくありません。こうしたときにオフラインで読むことのできるメルマガは便利です。

それに比べますと、Webなどのオンラインニュースも良いですが、やはりオンラインのみというのは不十分です。

2.メルマガは記事もそれほど長くなく、待ち時間でさっと読むには最適な分量です。

こうしたことでメルマガEPUBの便利さを再認識しました。メルマガEPUBは配信の仕組みをもっと考えると、きっと良い媒体になるでしょう。

[1] 金曜ランチボックス
[2]メルマガEPUB変換機能を正式サービスに追加しましたほか