『PDF CookBook 第3巻』を10月下旬発売します。PDFテキスト検索・抽出、マスク(墨消し)、画像最適化、レイヤなど役立つ情報満載!

電子の紙PDFを企業向けのシステムの中で編集したり、加工したりする方法を紹介するPDFの料理本シリーズ『PDF CookBook 第3巻』をアマゾンのプリントオンデマンドなどで10月下旬に発売します。

『PDF CookBook 第3巻』PDFからテキストを抽出・検索する機能、PDFから画像の抽出・画像の最適化、矩形内のデータ削除と塗りつぶし(墨消し)、フォントの統合・埋め込み、PDFの最適化、PDFにレイヤーを追加する機能など豊富なテーマを紹介しています。

各機能の解説・役割や目的、見込まれる効果の紹介、PDF Tool APIによるサンプルプログラム、処理実行例を紹介しています。PDFを扱うプログラマーはもちろんですが、企画・営業担当の方でもPDFの豊富な機能についての知識が得られます。

目次
 はじめに
 第1章 テキストの抽出・検索
 1.1 テキスト抽出
 1.1.1 ページから全テキスト抽出
 1.1.2 指定矩形からテキストを抽出
 1.2 テキスト検索
 1.2.1 キーワードの指定による検索
 1.2.2 検索オプションの指定:検索対象文字列のオプション
 1.2.3 検索オプションの指定:取得順序
 1.2.4 検索オプションの指定:同一行とみなす文字の重なり
 第2章 画像の抽出・最適化
 2.1 画像抽出
 2.1.1 画像個数の取得
 2.1.2 指定した画像を抽出
 2.1.3 出力画像形式の指定
 2.1.4 画像の大きさ、解像度を取得
 2.2 画像の最適化
 2.2.1 カラー画像最適化オプションの取得・指定
 2.2.2 グレースケール画像最適化オプションの取得・指定
 2.2.3 モノクロ画像最適化オプションの取得・指定
 2.2.4 ダウンサンプリング方法の指定
 2.2.5 最適化を行う画像の対象とするフィルターの指定
 2.2.6 ダウンサンプリングする画素数の指定
 2.2.7 ダウンサンプリング率の下限値の指定
 2.2.8 ダウンサンプリング対象の画像をPPIで絞り込む
 2.2.9 ダウンサンプリング後のPPI を指定する
 2.3 JPEG 圧縮
 2.3.1 JPEG 圧縮設定
 第3章 矩形内のデータ削除
 3.1 マスクの特性
 3.1.1 マスクの色
 3.1.2 マスクの不透明度
 3.2 削除する対象
 3.2.1 テキスト:矩形内の文字を削除
 3.2.2 テキスト:削除時オプションの指定
 3.2.3 画像:矩形内の画像データを部分削除
 3.2.4 図形:矩形内にパスデータ全体が含まれる場合に削除
 3.3 テキスト検索:マスク処理
 3.3.1 テキスト検索とマスク処理の組み合わせ 
 第4章フォントリソース
 4.1 フォントの統合と埋め込み
 4.1.1 フォントの統合
 4.1.2 フォントの埋め込み
 第5章 PDF の最適化
 5.1 画像の最適化
 5.1.1 画像の最適化
 5.2 不要なデータの削除
 5.2.1 オープンアクションの削除
 5.2.2 しおりの削除
 5.2.3 注釈・フォームの削除
 5.2.4 アーティクルの削除
 5.2.5 サムネールの削除
 第6章 レイヤー作成
 6.1 レイヤーの作成・追加
 6.1.1 レイヤーに使用するPDF 文書ページを設定
 6.1.2 レイヤーの名前の指定
 6.1.3 レイヤーの不透明度の指定
 6.1.4 回転角度の設定
 6.1.5 レイヤーのZ オーダーの指定
 6.1.6 レイヤーの表示/非表示の指定
 索引

紙版(プリントオンデマンド)
出版社: アンテナハウスCAS電子出版
発売日:2018年10月下旬(予定)
著者:アンテナハウス株式会社
販売形式:プリントオンデマンド版
サイズ:B5判 横組み
ページ数:126ページ
価格(税込):1,728円
ISBN:978-4-900552-64-7
販売店:アマゾン

デジタル版(PDF)
販売形式:PDF版(DRMなし)
ページ数:126ページ
価格(税込み):864円
販売店:アンテナハウス・オンラインショップ(PDFのダウンロード)

Web版
本書の内容は次のWebページにて全文をを読みいただけます。
全文公開中

シリーズ既刊本紹介ページへのリンク
『PDF CookBook 第2巻』
『PDF CookBook』

PDF Tool API
製品ご案内ページ

『PDF CookBook 第2巻』を6月中旬発売します。第2巻はセキュリティと透かしがメインテーマです。

CAS電子出版は『PDF CookBook 第2巻』を6月中旬に発売します。本書は、『PDF CookBook』は、電子の紙PDFを企業向けのシステムで編集したり、加工したりする方法を紹介するPDFの料理本シリーズの2冊目です。

2018年08月24日 第2巻全文(Web版)をウエブサイトにて公開しました:『PDF CookBook 第2巻』(HTML)

『PDF CookBook 第2巻』PDF Tool API V5の使用を前提して作成しました。PDF Tool API V6では下記の仕様が変更となっています。

仕様変更点
2巻 セキュリティ
PtlEncryptPermissionType1クラス
・PERM_MODIFY_ASSENBLEANDFORM -> PERM_MODIFY_ASSEMBLEANDFORM

2巻 セキュリティ
PtlEncryptPermissionType2クラス 
・PERM_MODIFY_ASSENBLEDOC -> PERM_MODIFY_ASSEMBLEDOC
・getAccesibility -> getAccessibility
・setAccesibility -> setAccessibility

2巻 透かし
PtlParamWaterMarkクラス(本文中には掲載ありません)
setDipslayWaterMark -> setDisplayWaterMark
PtlPDFDocumentクラス
SAVE_OPTIONE -> SAVE_OPTION

第2巻では、PDFのセキュリティ設定や解除、PDFの透かしの設定や応用、しおりの追加や削除などのテーマを取り上げています。各機能の役割や目的、見込まれる効果の紹介と、利用例のサンプルプログラムとその結果例を項目ごとに載せています。

プログラミングがわからなくとも、PDFの機能についてなぜその機能があるのか理解を深めることができますし、開発者はサンプルプログラムを自分の環境で試すことができます。

PDFは米国のアドビ社が開発したものですが、PDFの仕様書はアドビ社からISO-International Organization for Standardizationに移管され、2008年にISO 32000-1:2008という国際標準となりました。こうして、PDF文書を作成したり、利用したりするアプリケーションは誰でも開発・提供できるようになっています。現在、さまざまなアプリケーションから大量にPDF文書が生み出されて流通しています。例えば、Microsoft Officeには10年ほど前からPDF形式保存機能があり、また、Windows 10にはPDF出力ドライバーが標準で付いています。主要なブラウザはPDFを表示する機能を内蔵しています。このように、この10年でPDFを作成・表示する環境は著しく進化・充実しています。これからはPDFを紙のように手軽に簡単に加工したいという需要がますます大きくなるでしょう。

本書では企業向けシステムの企画・営業担当者から開発者まで幅広い層にPDFの活用法をご理解いただけるよう、最初にできるだけ図版で料理のイメージを表すようにしました。包丁としては、アンテナハウスのPDF編集・加工ライブラリ「PDF Tool API」を前提としています。なお、本書ではISO 32000-1:2008で作成できるPDFの機能のうち、PDF Tool API V5がサポートしている範囲に限って説明しています。PDFの仕様で定められていることのすべてを網羅している訳ではありません。あらかじめご了承ください。

PDF Tool APIには無料でお使いいただける評価版を用意しています。また、本書のプログラム例はJavaで作成しています。本書で紹介しているプログラム例はダウンロードサイトより提供しています。

目次
はじめに
第1章 セキュリティ
1.1 パスワードセキュリティ
1.1.1 セキュリティ情報の取得
1.1.2 ユーザーパスワードによるセキュリティの設定
1.1.3 暗号化の対象
1.1.4 セキュリティの解除
1.2 オーナーパスワード
1.2.1 オーナーパスワードの設定
1.2.2 印刷不可セキュリティの設定
1.2.3 変更不可セキュリティの設定
1.2.4 内容のコピーの制限
1.2.5 アクセシビリティのための内容の抽出の制限
1.3 閲覧制限
1.3.1 閲覧期間の制限設定
1.3.2 閲覧場所の制限設定
1.3.3 閲覧制限設定をするページ範囲
第2章透かし
2.1 透かし(共通)
2.1.1 透かしの配置の設定―その1
2.1.2 透かしの配置の設定―その2
2.1.3 透かしを配置するページの範囲
2.1.4 透かしのZオーダーの指定
2.1.5 タイリング設定
2.1.6 透かしの不透明度
2.1.7 透かし表示条件:画面表示
2.1.8 透かし表示条件:印刷
2.1.9 透かしの名前
2.1.10 透かしの削除
2.2 テキスト透かし
2.2.1 テキスト透かしの挿入
2.2.2 透かしの改行
2.2.3 フッターにページ番号追加
2.2.4 透かしの挿入角度
2.2.5 フォントの設定
2.2.6 フォントの埋め込み設定
2.2.7 透かしの文字色
2.2.8 透かしの輪郭線
2.3 画像・PDF透かし
2.3.1 画像透かしの挿入
2.3.2 PDF透かしの挿入
2.3.3 透かしの枠線
2.3.4 倍率の設定
2.4 色透かし
2.4.1 色透かしの挿入
第3章しおり
3.1 しおりの情報取得・作成・編集・削除
3.1.1 しおり情報の取得
3.1.2 しおりの追加
3.1.3 しおりの削除
索引

紙版(プリントオンデマンド)
出版社: アンテナハウスCAS電子出版
発売日:2018年6月中旬
著者:アンテナハウス株式会社
販売形式:プリントオンデマンド版
サイズ:B5判 横組み
ページ数:126ページ
価格(税込):1,728円 6月18日アマゾンで発売になりました。
ISBN:978-4-900552-61-6
販売店:アマゾン(POD版)その他Web書店で発売予定

デジタル版(PDF)
販売形式:PDF版(DRMなし)
ページ数:126ページ
価格(税込み):864円 6月8日発売
販売店:アンテナハウス・オンラインショップ(PDFのダウンロード)※PDF版のダウンロードは自社ストアのみです。

Web版
全文公開中

シリーズ
[1]『PDF CookBook』(第1巻)
[2]『PDF CookBook 第3巻』

PDF Tool API
PDF Tool API Webページ

41項目のPDF料理を紹介する『PDF CookBook』4月発行! 技術書典4 でも販売します

CAS電子出版より『PDF CookBook』を4月発売します。

2018年08月24日 第1巻全文(Web版)をウエブサイトにて公開しました:『PDF CookBook』(HTML)

『PDF CookBook』第1巻はPDF Tool API V5の使用を前提して作成しましたが、説明文とソースプログラムはPDF Tool API V6でも変更ありません。そのままお使いいただけます。

PDFは、紙に印刷する情報を表現する電子ファイルで、デジタル時代の紙にあたります。現在、企業で使う文書を中心に紙からPDFへの転換が進んでおり、これからはPDFを紙のように手軽に簡単に編集・加工したいというニーズがますます大きくなるでしょう。『PDF CookBook』はPDFを編集・加工する方法を紹介する、いわば、PDFをメイン素材とする料理本です。

現在、さまざまなアプリケーションから大量にPDFが生み出されて流通しています。例えば、Microsoft Office には10年ほど前からPDF形式保存機能があり、また、Windows10 にはPDF出力ドライバーが標準で付くようになりました。本書の著者であるアンテナハウスからもマニュアルの原稿などを高度なレイアウトで自動組版してPDFにするソフト[1]や、廉価なPDF作成ソフト[2]も提供しています。また、主要なブラウザはPDFを表示する機能を内蔵しています。このように、この10年でPDFを作成・表示する環境は著しく進化・充実しています。PDFはWebと並んで身近になっているといえます。

本書では企業向けシステムの企画・営業担当者から開発者まで幅広い層を想定読者としています。初心者にもPDFの活用法をご理解いただけるよう、最初に図版でPDF料理のイメージを表すようにしました。PDFを調理する包丁としては、アンテナハウスのPDF編集・加工ライブラリ「PDF Tool API V5」[3]を前提としています。それぞれの課題に対して、実際にPDFをさまざまに調理するJavaプログラムのサンプルを紹介しています。また、プログラムを実際に使ってPDFを加工する実例も示しました。本書で紹介しているプログラムは、別途、Webページから配布しています。

なお、本書ではISO 32000-1:2008で作成できるPDFの機能のうち、「PDF Tool API V5」で使用できる範囲に限って説明しています。PDFの仕様で定められている機能のすべてを網羅している訳ではありません。あらかじめご了承ください。

目次
はじめに
第1章 PDF 文書のページ
1.1 ページ編集
1.1.1 総ページ数の取得
1.1.2 PDF 文書の結合
1.1.3 ページの抽出
1.1.4 ページの削除
1.1.5 PDF 文書の分割
1.1.6 白紙ページの挿入
1.1.7 ページの移動
1.2 ページサイズ、方向および余白
1.2.1 ページ境界値の取得
1.2.2 ページ境界値の設定
1.2.3 ページ周囲の余白を断裁
1.2.4 ページ周囲に余白を追加
1.2.5 ページを上下左右に分割
1.2.6 ページの拡大・縮小
1.2.7 用紙の向きを揃える
第2章 PDF 文書の本文描画
2.1 テキスト描画
2.1.1 本文テキストの追加
2.1.2 フォントの設定
2.1.3 文字の色指定
2.1.4 文字の輪郭線の色
2.1.5 描画テキストの不透明度
2.1.6 文字列の回転出力
2.1.7 縦書き文字列描画
2.1.8 帳票へ文字記入
2.2 画像描画
2.2.1 ページ上に画像を描画
2.2.2 画像の拡大・縮小描画
2.2.3 解像度(dpi)の設定
2.2.4 印鑑画像を捺印
2.2.5 QR コードを配置
2.2.6 透明度の設定
2.2.7 マスク処理:ステンシルマスク
2.2.8 マスク処理:カラーキーマスク
2.2.9 マスク処理:明示マスク
2.2.10 マスク処理:ソフトマスク
2.3 PDF ページを描画
2.3.1 PDF のページを貼り付け
2.3.2 ページ割り付け
2.3.3 PDF 文書として用意した印鑑を捺印
2.3.4 QR コード(PDF)を配置
2.4 図形描画
2.4.1 パスで直線の描画
2.4.2 パスで矩形の描画
2.4.3 パスで角丸矩形の描画
2.4.4 パスで楕円/円の描画
2.4.5 本文描画の重なり
索引

各項でPDFの料理法を取り挙げて、そのプログラム例、使用例を示しています。例えば、1.2.3 ページ周囲の余白を断裁の項は次のようになっています。


紙版:Web書店
出版社: アンテナハウスCAS電子出版
発売日:2018年4月
著者:アンテナハウス株式会社
販売形式:プリントオンデマンド版
サイズ:B5判 横組み
ページ数:124ページ
価格(税込):1,728円
ISBN:978-4-900552-60-9
販売店:アマゾン(POD版)(4月6日発売)、その他Web書店で発売予定

※紙版(弊社にて直販)
アンテナハウスにご来社いただいた方に超格安で販売しております:ご案内ページ

デジタル版
販売形式:PDF版(DRMなし)
ページ数:122ページ
価格(税込み):864円
販売店:アンテナハウス・オンラインショップ(PDFのダウンロード)

Web版
Webで全文を公開中

PDF CookBookシリーズ
[1]『PDF CookBook第2巻』は6月中旬発売です。

[2]『PDF CookBook 第3巻』

関連製品Webページ
[1]マニュアルの原稿などを高度なレイアウトで自動組版してPDFにするソフト「AH Formatter」
[2]廉価なPDF作成ソフト
[3]PDF Tool API

次は終了
本書は、4月22日開催の技術書典4でも販売いたします。
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