CAS-UB V2.1リリース予定のご案内 ますます充実する電子書籍編集・生成機能

CAS-UBは12月20日木曜日の定期メンテナンスにて次の内容のバージョンアップを行なう予定です。このバージョンアップによって現在の出版物のデータには影響はありません。

1.編集機能の強化
・記事のタイトル(編集メニューの「タイトル」)、本文の見出し(’=’によってマークアップする見出し)、図・表のキャプションへのマークアップができるようになります。
・検索メニューに置換機能を追加します。
・表の埋め込み。XHTMLの表(table)を記事の中に埋め込むことができるようになります。
・履歴機能で、過去の二つの記事を比較する機能を正式サービスとします。(現在もメニューには表示されますが、正式機能ではありません。)

2.出版物の種類
・「ノート1」を正式サポート。ノート1は、表紙(カバーページ)や奥付のない簡単なレポート形式の文書用です。メルマガ変換を使った場合、出版物の種類はノート1になります。(出版物の種類は、作成後に変更もできます。)
・「マニュアル1」を正式サポート。マニュアル1は、ソフトウエアのメニューにあわせて深い階層構造の記事ツリーを作るための出版物クラスです。Windowsアプリケーション用のHTMLヘルプのソースファイルの生成にも使うことができます。

3.メルマガEPUB変換
・変換開始のメニューで設定できる項目にISBN、出版所、カバー画像などの項目を追加します。
・メルマガ変換の開始画面で設定できるメタ情報は次になる予定です。(図参照)

・出版物タイトル
・著者名
・ISBN
・発行所(会社名、住所、電話番号)
・発行所ロゴ

4.生成出力機能
(1) EPUB・Kindle
・出版物固有識別識別子にISBN、UUIDを追加。現在はTagURIですが、ISBN>UUID>TagURIの優先順位とします。
・カバー画像に任意のファイル名を指定可能とします。現在は、cover.*のみです。
・カバー画像が指定されていないとき、出版物の表題などから画像を自動生成します。
・カバーページ(カバー画像をXHTMLに指定したページ)とタイトルページ(現在の表紙)を分離して別々に指定可能とします。
・Kindleのmobiファイル生成を正式サポートします。

(2)PDF
・「ノート1」のPDFレイアウトをサポートします。
・ノート1ではカバーページがない代わりに、タイトルなどを集めた表題ブロックを作ります。2段組をサポートします。

(3)生成設定メニューの変更
・生成設定のメニューをより使いやすいメニュー項目と配置に変更します。

5.その他

○CAS-UBを使うことで、出版社の社内で制作した原稿から直ちにEPUBやKindleのmobi形式を作成できるようになります。さらに、これをPDFとしても出力ができるようになり、本格的なデジタルファーストの出版ができるようになります。ご期待ください。

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