有料メルマガ フォローアップ フリーミアムに関する有償化1%論

2012年夏に有料メルマガが増えているということで、有料メルマガの状況を少し調べ、EPUBの可能性の検討、有料メルマガに関するセミナーを行ないました。資料[1]~[4]

最近、有料メルマガ撤退の話がいくつかでていますので整理しておきます。

  • 「有料メルマガをやめました 我が動員とマネタイズ敗北宣言」常見 陽平、アゴラ、2013年5月3日、URL:http://agora-web.jp/archives/1533347.html
    1年半ほど継続した有料メルマガ「常見陽平の愛と怒りのシゴト論 普通のあなたのひとつ上の働き方」(月2回刊、月額525円)を止めるという宣言。「売上が月1万円を超えることはほぼなかった。」とのこと。
  • 「『有料メルマガをやめました』宣言、その後 ウェブ進化にはこういうぶっちゃけ話が大事である」常見 陽平、常見陽平公式サイト、2013年5月5日、URL:http://www.yo-hey.com/archives/54477445.html
    ここにちょっと面白いデータが出ています。無料メルマガは継続しており、3609通送信し、3441通配達だそうです。で有料メルマガは最後は36人だったそうです。
  • 「有料メルマガは儲からない:名だたる著者が死屍累々な理由を考える」Hayato Ikeda、ブロゴスブログ、 2014年01月19日、URL:http://blogos.com/article/78218/
    内容は、題名どおりで有料メルマガは儲からないという話です。実際のデータが出ていて、この時点で、『「イケハヤマガジン」の有料読者は約80人。80人×378円なので、毎月30,240円の売上』だそうです。
    後ろに、成功するための条件を挙げていますが、あまり現実的ではありません。

これに関しては、以前にセミナーの講師もしていただいた、メルマガ評論家の渡辺文重氏の有料メルマガ批評に載った、
「休刊・廃刊メルマガ特集」を自分で紹介する
が面白い。

ところで、ひとつだけ、ノウハウといってはなんですが、私は経験に基づく仮説として、「有償版は無償版の1%」というフリーミアムに関する有償化1%論を立てています。「常見陽平氏の無償メルマガ3600通に対して、有償メルマガ36通(最後の段階)」は大雑把には、この「フリーミアムに関する有償化1%論」にぴったり当てはまっています。

[1] メルマガ配信の新しいステージとEPUBのインパクトを考える―(1)メルマガ配信の変遷
[2] メルマガ配信の新しいステージとEPUBのインパクトを考える―(2)メルマガの配信形式
[3] メルマガ配信の新しいステージとEPUBのインパクトを考える―(3)メルマガビジネスの将来
[4] 有料メルマガライターまたは制作者のためのEPUB作成セミナー 講演メモ

自動生成するカバー画像へのテキストの配置とレイアウトカスタマイズの方法(概略)

単発の単行本は、カバー画像をイラストレータなどで制作するのが良いでしょう。一方、メルマガなどでは、カバー画像に毎号変更になるテキストを埋め込む機能があると便利です。そこで、CAS-UBのV2.1ではカバー画像の自動生成機能を追加しました。

カバー画像の全体のデザインはEPUBに設定するテーマ毎に異なります。現在、テーマは横組み7種類、縦組み1種類の合計8種類あります。テキストはCAS-UBで出版物を登録する情報(出版物情報)データベースに登録したテキストを次図のように配置して画像化します。

図 CAS-UBで自動生成したカバー画像の例

・出版物タイトル、サブタイトル、発行年月日、などの登録情報を埋め込みます。
・例えば、出版物の概要には、出版物情報の「プロジェクトの概要」に設定したテキストを取り込みます。

このレイアウトはユーザーがご自分で変更することができます。
・カバー画像の元はタイトルページですので、タイトルページ用のCSS(opening.css)に修正を加えることになります。しかし、opening.cssはシステム側で用意していますので、一般のユーザーには変更することはできません。
・一般ユーザーは、style.cssの中にopening.cssに対する変更事項を記述する方法で、opening.cssのレイアウトをカスタマイズできます。
・画像生成は、AH Formatter[1]を使って行なっています。AH Formatterをプリント・メディアに位置づけて、プリント・メディアだけのレイアウト指定をすることで、EPUBリーダの表示レイアウトには影響を与えることなくカスタマイズ可能です。
・背景画像を自分で用意して、その上にテキストを配置するのもCSSを使えば簡単にできます。
・レイアウト設定は、標準のCSSに加えて、AH Formatterで独自拡張しているCSS機能を使うことができます。また、AH FormatterのデスクトップGUIを使えば、レイアウトをプレビューすることができます。
・カスタマイズ方法は近日中にドキュメント化して公開する予定です。

急いで行ないたい場合は、サポートまでお問合せください。

[1] AH Formatter

CAS-UBを本日V2.1にバージョンアップ。Kindle用に最適化したEPUB自動生成などを機能強化しました。

2012年12月20日にクラウド型電子書籍制作サービス(CAS-UB)をバージョン2.1としました。バージョン2.1では次の機能を強化しています。

Kindle用に最適化したEPUBを生成する機能

・アマゾンKindle用に最適化したEPUB(Kindlegenでmobiに変換する直前のEPUB)を生成する機能、およびそのEPUBをKindleのmobi形式に変換してダウンロードする機能を正式サポートしました。
・Kindle用のEPUBでは次のような点を最適化しています。
・カバー画像とタイトルページ(オプション)を出力します。カバーページは出力しません。
・カバー画像が指定されていないときは扉(タイトルページ)の内容からカバー画像を自動生成します。
・EPUB2用の論理目次に加えて、XHTML形式で本文の記事として扱う目次を自動生成してガイドに登録します。

Windowsヘルプ(CHM)形式の生成機能

・アプリケーション・マニュアル形式に向いた出版物の種類「マニュアル1」を正式サポートしました。
・「マニュアル1」を使うと、Windowsアプリケーションのヘルプ形式(CHM)の元ファイルをボタン一つで生成することができます。
・アプリケーション・マニュアルに最適化したレイアウトでPDFを出力できます。
・なお、今秋、バージョンアップしたアンテナハウスの『瞬簡PDF』ファミリーのマニュアルに添付しているPDFおよび製品のCHMヘルプはCAS-UBを使用して制作しています。

メルマガ変換機能の強化

・メルマガ変換で作成したEPUBを楽天KoboやAmazon Kindleストアに直ちに配信できるようにメタデータ等の設定機能を強化しました。
・メルマガ変換設定画面から、EPUBのメタ情報やカバー画像などを設定する機能を追加しました。
・これにより、電子書店に配信可能なEPUB版メルマガをワンステップで生成できます。

編集機能の強化

・出版物を構成する記事毎に過去の履歴(リビジョン)を一覧表示し、その中の指定した新・旧ふたつのリビジョンの差分を表示する機能を正式サポートしました。これを使って、記事の更新内容を確認したり、過去の記事に遡っていくことができます。
・セル結合やネストした表のような複雑な表を、CAS記法のテキストの中にXHTMLの表として埋め込む機能を正式サポートしました。
・出版物を構成するすべての記事の中の文字列を横断的に検索し、対話的に確認しながら指定した文字列に置換する機能を正式サポートしました。
・記事のタイトル、本文内の見出し、図・表のキャプションにCAS記法でマークアップする機能を追加しました。見出しやキャプションに簡単な数式を埋め込むことなどができます。

EPUB生成機能の強化

・V2.0まで「表紙」として扱っていたページを、V2.1では「カバーページ」と「タイトルページ(扉)」に分離しました。V2.0までの表紙は、カバー画像を指定したとき全画面画像の表紙となり、カバー画像を指定しないときテキストの表紙になりました。
・V2.1のカバーページには全画面のカバー画像のみを登録します。V2.0においてカバー画像を指定したときの表紙に相当します。
・V2.1のタイトルページは、書籍のタイトルなどを記述したテキスト(HTML)ページです。V2.0においてカバー画像を指定しないときの表紙に相当します。タイトルページを出力しない設定もできます。
・カバー画像が指定されていない場合、タイトルページに表示する内容からカバー画像を自動的に生成して登録します。V2.1では表紙画像を指定しないと自動的に表紙画像を作ることになります。仕様が変わっていますのでご注意ください。自動生成するカバー画像のレイアウトはタイトルページに対するCSSで設定していますので、ユーザーがレイアウトを変更することができます。
・メタデータ設定内容を見直しました。ISBNが指定されているときはISBNを優先的に出版物の固有識別子に指定します。ISBNが指定されていないとき版数と対応するUUIDを生成して固有識別子に指定します。

編集の変更点

・記事の種類を親子の関係から自動的に補完する機能を追加しました。例えば、章の下位の記事は自動的に節になるというような補完機能です。
・構成編集画面のメニューの配置を変更して、出版物記事のアウトライン(ツリー)編集をできるだけわかりやすく、使いやすくしました。

生成メニューの見直し

・出力にKindleの追加に伴い、媒体の並び順を変更しました。
・EPUB・Kindle生成設定で、EPUBのカバー画像指定画面をひとつの画面としました。
・EPUBに設定する出版物メタデータの設定画面を奥付け設定画面から「一般」画面に移しました。
・EPUB出版物の「概要」、「キーワード」をタイトルページに出力できるようにしました。
・PDF生成設定でソースコード用Monoフォントを利用可能としました。
・インポートとリストア時の処理の高速化。インポート時とリストア時に記事をバージョン管理システムに登録する方法を見直して高速化しました。

なお、出版物の種類「ノート1」のPDF生成機能を簡単なレポートなどに向いた形式に仕様を変更しています。本機能は開発中で未完成です。暫定公開の機能となります。

[1] 『瞬簡PDF』

CAS-UB V2.1リリース予定のご案内 ますます充実する電子書籍編集・生成機能

CAS-UBは12月20日木曜日の定期メンテナンスにて次の内容のバージョンアップを行なう予定です。このバージョンアップによって現在の出版物のデータには影響はありません。

1.編集機能の強化
・記事のタイトル(編集メニューの「タイトル」)、本文の見出し(’=’によってマークアップする見出し)、図・表のキャプションへのマークアップができるようになります。
・検索メニューに置換機能を追加します。
・表の埋め込み。XHTMLの表(table)を記事の中に埋め込むことができるようになります。
・履歴機能で、過去の二つの記事を比較する機能を正式サービスとします。(現在もメニューには表示されますが、正式機能ではありません。)

2.出版物の種類
・「ノート1」を正式サポート。ノート1は、表紙(カバーページ)や奥付のない簡単なレポート形式の文書用です。メルマガ変換を使った場合、出版物の種類はノート1になります。(出版物の種類は、作成後に変更もできます。)
・「マニュアル1」を正式サポート。マニュアル1は、ソフトウエアのメニューにあわせて深い階層構造の記事ツリーを作るための出版物クラスです。Windowsアプリケーション用のHTMLヘルプのソースファイルの生成にも使うことができます。

3.メルマガEPUB変換
・変換開始のメニューで設定できる項目にISBN、出版所、カバー画像などの項目を追加します。
・メルマガ変換の開始画面で設定できるメタ情報は次になる予定です。(図参照)

・出版物タイトル
・著者名
・ISBN
・発行所(会社名、住所、電話番号)
・発行所ロゴ

4.生成出力機能
(1) EPUB・Kindle
・出版物固有識別識別子にISBN、UUIDを追加。現在はTagURIですが、ISBN>UUID>TagURIの優先順位とします。
・カバー画像に任意のファイル名を指定可能とします。現在は、cover.*のみです。
・カバー画像が指定されていないとき、出版物の表題などから画像を自動生成します。
・カバーページ(カバー画像をXHTMLに指定したページ)とタイトルページ(現在の表紙)を分離して別々に指定可能とします。
・Kindleのmobiファイル生成を正式サポートします。

(2)PDF
・「ノート1」のPDFレイアウトをサポートします。
・ノート1ではカバーページがない代わりに、タイトルなどを集めた表題ブロックを作ります。2段組をサポートします。

(3)生成設定メニューの変更
・生成設定のメニューをより使いやすいメニュー項目と配置に変更します。

5.その他

○CAS-UBを使うことで、出版社の社内で制作した原稿から直ちにEPUBやKindleのmobi形式を作成できるようになります。さらに、これをPDFとしても出力ができるようになり、本格的なデジタルファーストの出版ができるようになります。ご期待ください。

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CAS-SUPPORTのブログ 8月分をEPUBにしました。

CAS-SUPPORTのブログ 8月分をEPUB3にして、サンプルページに追加しました。

CAS-SUPPORTのブログ8月分(epub)

ブログはWordPressで書いています。これをEPUBにする手順は次のとおりです。

1.ブログ記事のエクスポート(XMLファイル化)
1)WordPressの管理者でログイン
2)WordPressのツールメニューのエクスポート機能を選択
3)8月分の記事をエクスポート

2.CAS-UBにインポート
1)CAS-UBで新しい出版物を作成
2)出版物の一覧で「編集」を選択して編集画面に遷移。そこで「ドラフト」を選択。
3)インポートファイルの形式でWordPressのXML形式(WXR形式)を選択
4)1.で作成したXMLファイルを選択してインポートする。
5)ブログ記事が正しくインポートされていることを確認する
6)記事をすべて選んで「主原稿」に移動する
7)記事の編集
(1)WordPressのエクスポートでは画像がリンクになり、画像を取り出すことができないため、画像を手動でダウンロードして、記事の中にアップロードする。
(2)ブログの記事を参照している箇所を、EPUBの記事の参照に変更する

3.内容を確認してEPUBを作成

CAS-UBはほかのツールよりも生産性が高いと思いますが、それでも、1.~3.までの処理に1時間強かかりました。なんとか、もっと短時間でできるようにしたいものです。

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メールマガジンのEPUB変換例

お盆休みが終わり、ビジネス再稼動。ということで、昨日、CAS-UB関連のニュース・メルマガを発信いたしました。

今回は、メルマガEPUB変換サービスを開始しましたので、テキスト・メルマガのみではなくて、メルマガのEPUB版も作成しました。現状の、メルマガとEPUBの配信方式の違いは、メルマガがプッシュ配信なのに対して、EPUBはダウンロード方式になることです。将来はプッシュ配信によるEPUBメルマガも普及することと思いますが。

1.元のメルマガはテキスト190行。印刷しますとA4で3枚と少しあります。次のような感じです。テキスト形式の場合は、行間などの設定が適正になりにくいため読みにくくなります。

・1ページ目

・2ページ目

・3ページ目

・4ページ目

◎もとのテキストファイルは次からダウンロードできます。
メルマガテキスト(変換前)

2.このメルマガを、CAS-UBのメルマガ変換を使って簡単な操作でEPUBにすることができます。

◎メルマガ変換結果は次のページからダウンロードできます。
http://www.cas-ub.com/samples/ahnews20120821.epub

例としてiBooksで表示したところの画面スナップショットを示します。
EPUBではCSSで行間の設定を行なうことができますので、テキストよりも読みやすくなります。

また、今後はEPUB形式のメルマガを書店の流通に乗せることもできるようになるだろうと予想します。

CAS-UBの試用ライセンスでもメルマガEPUB変換をお試しいただくことができます。関心をお持ちの方はぜひお試しください。

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メルマガEPUB変換機能を正式サービスに追加しました

8月10日より、CAS-UBの正式サービスに「メルマガEPUB変換」を追加します。

メルマガEPUB変換は、一定の規則で書いたメールマガジン(メルマガ)のテキストファイルをアップロードすると、規則に従ってEPUB3に自動変換するサービスです。

極簡単な操作で読み易いEPUBを作成できます。
メルマガをEPUBにすることで次のようなメリットがあります。

1. 目次を設定して、目次の項目をクリックすることで記事本文の見出しへジャンプできるようになります。
2. 大見出を設定することで、記事の先頭を見つけやすくなります。
3. メルマガのテキスト本文を読みやすくなります。
3.1 メルマガは1行毎に強制改行されているため行幅を小さくすると文章が行の途中でちぎれてしまいます。CAS-UBではEPUBにする際に段落内のテキストを結合しますので、画面の幅で改行するようになり、小さな端末画面などで読みやすくなります。
3.2 文字の大きさや1画面の文字数をEPUBリーダで変更できるようになりますので読みやすくなります。

メルマガには目次や本文の記事区切りと記事の大見出しがあります。さらに各記事の本文は記号などで見出しの飾りや目印をつけています。EPUBに自動変換するには、これらが一定の規則にしたがって書かれている必要があります。

○変換元のメルマガテキスト

メルマガEPUB変換では、規則的に書かれた飾りや目印を使ってEPUBの見出しなどに変換します。

○変換でできたEPUBをiBooksで表示

飾りや目印のつけ方をテンプレート化して「メルマガ種別」として用意しています。現在、用意している出来合いのメルマガ種別は4種類ですが、正式ユーザーの方には1種類までは無料でメルマガのテンプレートを用意します。ご希望の方は、cas-info@antenna.co.jp まで、ご相談ください。

より詳しいサービス内容やテンプレート・変換サンプルについては、次の記事をご参照ください。

メルマガ変換紹介Webページ

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メルマガEPUB変換の4つのテンプレート(サンプル兼解説)とEPUB変換結果

7月24日にCAS-UBに追加予定のメルマガEPUB変換のα版機能について紹介しました。

メルマガEPUB変換機能(アルファ版)の利用方法

続きとして現在用意している4種類のメルマガ種別(メルマガK、メルマガH、メルマガT、メルマガU)テンプレートのサンプルと解説を用意しました。また、実際に変換してEPUBを作成しました。

メルマガEPUB変換では、テキストで書かれたメルマガを、ヘッダー(タイトル)、前書き、目次、記事、フッター(奥付け)に分割して、記事毎に大見出しをつけ、さらに必要に応じて小見出しをつけます。また、目次から大見出しへのリンクを張る事で読みたい記事にジャンプできるようにします。

こうしたコンテンツの自動マークアップ処理を正しく行なうには、オリジナルのテキストを一定の規則に従って書いていただく必要があります。この書き方の雛形がテンプレートのサンプル兼解説となります。

メルマガの書き方は、作者によって異なり、数限りないパターンがあります。そこで、CAS-UBのメルマガEPUB変換ではまず代表的なメルマガを4種類選んで雛形を作成してみました。

これ以外の雛形については、作者の要望に応じて追加していく予定です。実際に変換してみたいメルマガをお持ちの方は、営業担当窓口(cas-info@antenna.co.jp)までご相談ください。

■メルマガ種別のテンプレート・サンプル兼解説

メルマガ種別 テンプレート EPUB見本 備考
メルマガK テンプレート EPUB見本 小寺信良の「金曜ランチボックス」(「夜間飛行」より配信)を参考に雛形化
メルマガH テンプレート EPUB見本 『堀江貴文のブログでは言えない話』を参考に雛形化
メルマガT テンプレート EPUB見本 津田大介の「メディアの現場」を参考に雛形化
メルマガU テンプレート EPUB見本 内田樹メールマガジン 大人の条件(「夜間飛行」より配信)を参考に雛形化

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メルマガEPUB変換機能(アルファ版)の利用方法

CAS-UBでは、8月上旬より、メルマガをEPUBに変換する機能を追加する予定です。

現在、CAS-UBユーザーの方は、クラウド上でアルファ版機能をお試しいただくことができます。ここで使い方について簡単に説明します。

なお、正式サービス開始時にはメニュー(利用方法)が変更になることがありますのでご了承ください。

自分で作成したメルマガであれば、この機能を使って制作したEPUB3は自由にお使いいただくことができます。(自分以外の作者のメルマガを変換した場合は、私的利用を超える利用は著作権者の許諾が必要です。)

1.メルマガEPUB変換機能の選択

CAS-UBにログインすると、ユーザー毎のホーム画面を表示します。メルマガ変換機能を使うにはホーム画面上でメルマガEPUB変換のボタンをクリックします。

2.メルマガ変換機能のメニュー

次の画面がメルマガ変換機能のメニューです。この画面で「*」がついている項目を入力します。

メルマガ種別は、現在、次の4つあります。メルマガは作者によって書き方ルールが異なるため、作者毎のルールを選択してください。

・メルマガK 
・メルマガH
・メルマガT
・メルマガU

ちなみに、この4つの種別は次の4つの有料メルマガの書き方に対応します。但し、作者が書き方を変えてしまうと、うまく変換できなくなりますので、ご注意ください。現在のところ、次の4種類のメルマガ以外を正しく変換することはできません。

・メルマガK :小寺信良の「金曜ランチボックス」(「夜間飛行」より配信)
・メルマガH :『堀江貴文のブログでは言えない話』
・メルマガT :津田大介の「メディアの現場」
・メルマガU :内田樹メールマガジン 大人の条件(「夜間飛行」より配信)

「マグマグ」より配信されているメルマガは、ファイルが分割されていますが、分割されたファイルはヘッダーとフッターを削除して、ひとつのファイルにまとめてからお試しください。

入力すべき項目をすべて入力してから、一番下の「メルマガをEPUBに変換」のボタンを押すと、変換が始まります。

変換には30秒~1分程度の時間がかかります。

3.EPUB3ダウンロード

変換が完了すると次の画面になります。ブラウザのダウンロード機能を使ってEPUBをダウンロードすることができます。

4.メルマガ変換ルール

CAS-UBのメルマガEPUB変換では、上の2項の説明にもありますように、メルマガの種別毎に変換ルールを用意しなければなりません。サービス利用してみたいというメルマガ作者の方は、メルマガ変換ルール作成についてご相談ください。

○(7/30追記)「メルマガEPUB変換の4つのテンプレート(サンプル兼解説)とEPUB変換結果」にメルマガ種別のサンプルを用意しました。

■参考資料
7月11日のセミナーでのプレゼン資料PDF

■CASオンラインショップでCAS-UBのユーザー登録することで、誰でも30日間だけ無償でご利用いただくことができます。
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有料メルマガライターまたは制作者のためのEPUB作成セミナー 講演メモ

7月11日に秋葉原UDXで開催した「有料メルマガライターまたは制作者のためのEPUB作成セミナー」[*1]を開催しました。
以下、渡辺文重氏の講演に関する簡単なメモです。

1.携帯情報サイトとメルマガ
1)月100円~1000円でテキスト(文字)情報を売るビジネスとしては、携帯公式サイトの例がある。携帯公式サイトの市場規模は文字ものだけでも1000億円程度はあったのではないだろうか?
2)携帯公式サイトとメルマガの共通点は、主な売り物が文字情報であることのほかに、初月無料、1ヶ月無料が標準であることと、解約率が低いことがある。
3)相違点としては次のことがある。
①携帯情報サイトは、ドコモ、AU、ソフトバンクなどのキャリアのプロモーションが非常に有効であった。また、公式サイトであるというお墨付きがあり、暇なときにみるものなのでサイトの使いやすさが重要、イベントなどの際は速報性が重要といった特徴がある。但し、プロモーションに関しては、スマホの時代になってからはパソコンと同じように検索エンジンが重要な役割を占めるようになった。
②これに対しメルマガは、自由競争であり、短い時間に有益な情報を得るため、つまり、時間の短縮のために読むものではないだろうか。キュレーター需要といっても良い。

2.ライター40歳の壁問題と有料メルマガ
有料メルマガは中堅ライターの40歳の壁問題への対応策としても位置づけできるかもしれない。Webサイトの運営経験から判断して、Webページは有名ライターが書いても若手ライターが書いてもページビューは同じなので、中堅ライターには仕事を依頼しづらい。つまり40歳超えのライターは自分で自分の活路を見出す必要があるが、有料メルマガがその一つになるかもしれない。

3.有料メルマガの価格モデルと代表的なもの紹介
1)メルマガの価格は、月額105円~1000円まであり、値段をつけるのは難しい。
月額105円では「黒田勇樹が働かずに生きていくためのメルマガ「黒田運送(便)」」があるが、読者は約200人で月収1万円程度である。
「井沢元彦の書かずにはいられない」は、月額525円だが記事は多くのメルマガの中ではもっとも短い。
「おすぎです!~映画って素晴らしい~」は、フォーマット化が上手。形を作るという点では一番のお奨め。奇抜なコーナーはなくて決められたものをまず出すというやり方である。月額420円帯はお奨め。
月額630円の価格帯は、ほぼ毎日発行の「J3+(メルマ)」、「津田大介の「メディアの現場」」などの化け物メルマガがあって、勝負しにくい価格帯である。


もっとも短い?「井沢元彦の書かずにはいられない」

2)有料メルマガの料金設定は、情報量と値段の設定から。ちょうど清涼飲料水(缶ジュース)くらいの単価を想定するといいのではないか。

渡辺氏の「メルマガ=ドリンク料金説[*2]」はなかなかユニークでした。このほか、渡辺氏の関連Tweetをリンクしておきます。([*3]~[*6])

[*1]有料メルマガライターまたは制作者のためのEPUB作成セミナー
[*2]https://twitter.com/sammy_sammy/status/223230221707509763
[*3]https://twitter.com/sammy_sammy/status/223229973287280641
[*4]https://twitter.com/sammy_sammy/status/223230088894885889
[*5]https://twitter.com/sammy_sammy/status/223230128656883713
[*6]https://twitter.com/sammy_sammy/status/223230181521883136