CAS-UBの6月27日の定期メンテナンスで次の機能強化を行ないました。
1.出版物新規作成の「作成方法を選択」画面を廃止し、1つの画面で作成方法の指定も行うように変更しました。この新規作成の際に、他の出版物の設定のみをコピーする指定を追加しています。(下の図)
2.PDF生成のレイアウト詳細設定で、節(見出しレベル2)と項(見出しレベル3)の位置およびインデントを、章(見出しレベル1)の設定に合わせるボタンを追加しました。
この機能は、現状、出版物の種類が「書籍1」と「書籍2」のときのみ有効です。
3.PDF生成の出力オプションに「エラーをPDFに出力する(デバッグ向け)」の指定を追加しました。ここで「出力しない」設定にすると、不明な属性指定などについてのPDFにエラーが出力されなせん。
その他障害の修正を行ないました。詳しくはこちらをご参照ください: http://www.cas-ub.com/support/
◇出版物の新規作成では、従来、2枚になっていた画面を1枚にまとめて分かりやすくしました。また、このとき、「作成方法」に、「他の出版物の設定のみをコピーする」を新規機能として追加しました。
「他の出版物の設定のみをコピーする」を選択しますと、次の「設定コピー元出版物」で、自分がオーナーになっている、または、共有している出版物の一覧を表示します。
ここで、設定をコピーしたい出版物を選択すると、新しい出版物に次の設定が引き継がれます。
・出版物情報全項目
・生成の設定・全メディアの全項目
・発行所ロゴ画像(コピー)
CAS-UBでは、さまざまなレイアウトのEPUBやPDFを出すことができるのですが、その分だけ編集・EPUB/PDF生成の過程で非常に多くの設定項目があります。新しい出版物を作る毎にこの多くの設定を繰り返すのはとても煩わしいものです。「他の出版物の設定のみをコピーする」で他の出版物の設定だけをコピーできますので、同じレイアウト設定の出版物を繰り返して作成することができます。