『CAS-UB ユーザーガイド』V2.2β3版に改訂しました

『CAS-UB ユーザーガイド』V2.2β3版に改訂しました。

ダウンロードはこちらから。

EPUB3.0形式 (2013.10.27更新)
PDF形式  (2013.10.27更新)

◎改訂内容

1) 第10章EPUBのレイアウト設定の項で、「10.2 CSSテーマV2と設定変更」について説明を親設しました。
2) 第3章では編集操作のメニュー変更にともなう説明の変更と画像の入れ替えを行なっています。

◎残件

大きなところでは「目次」関連の新機能の説明がまだできていません。

CAS-UB 6月20日の保守更新 アンカータグ内のインラインマークアップサポート、EPUB内部リンク有効化、PDF詳細レイアウトの変更など強化

CAS-UBは6月20日の保守更新で次の機能強化を行ないました。CAS-UB V2.2用に開発していた機能の一部を先行してクラウド・サービスに追加しました。

1.CAS記法の強化

CAS記法のパーサーを改良し、アンカー要素の内容に次のインライン要素をマークアップしたとき、これを正しく処理できるようにしました。
・strong(強調)
・em(強調)
・注意
・ルビ
・上付
・下付
・注釈
・画像
・インラインの範囲指定[[[…]]](アンカーの文字列に縦中横を指定できるようになりました)。
・インラインの整形済み{{{…}}}
・インライン数式 $$…$$

2.PDFとEPUBの整合性配慮

PDFの表では先頭行のセルに:width=”xxx”の方式で列幅を指定できます。これをこのままEPUBに出力するとEPUBCheckでエラーになります。そこで、その設定値をCSSのstyle属性値に変換するか、別途style.cssで設定するかを選択できるようにしました。(図のサイズ指定については従来より同様の機能を用意しています。)

2.EPUB内部リンクの有効化

EPUB3で図表一覧掲載の図・表のリストから本文の図・表の位置へのリンク、あるいは本文の中でほかの本文中の箇所へのリンクをクリックしたとき、hrefで指定した位置に正しくジャンプするようにしました。これまではiBooks、Adobe Digital Editionsなどではhrefで指定した位置にジャンプせず、ファイルの先頭にジャンプしていました。これはEPUBリーダ側の問題ですが回避策を施して正しくジャンプするようにしました。

3.PDF詳細レイアウトの設定機能強化・変更

PDFレイアウトの詳細設定の仕様の追加と変更を行ないました。この結果PDFレイアウト詳細設定については一部のレイアウトが従来と変更になりますのでご注意ください。

(1) 前書き、目次、後書き、図表一覧、注釈一覧、参考文献、索引などの本文以外の記事タイトルの行取りが2行のものと4行のものが混在していましたので、3行取りに統一しました。
(2) 囲み記事(コラム)のキャプションが囲みの外にありましたが、囲みの中に置くように変更しました。
(3) キャプションのない注記には、既定のキャプションとして「注記」を挿入するように変更しました。
(4) 図表キャプションの位置(上か下)指定を、図と表を個別に指定できるように変更し、初期値を図は下、表は上に設定しました。
(5) 図と図のキャプションの間の空きが詰まり過ぎていたので、0.5em空けるように変更しました。
(6) 見出しが複数行になるとき、2行目以降を見出し番号の位置にインデントするように変更しました。
(7) 章番号、または章・節番号と見出しの間の字間が広すぎたので狭めました。
(8) 章番号、節番号、項番号などをハイフンで繋いだ場合、そのハイフンで改行しないように分割禁止を設定しました。
(8) 図表番号とキャプションの間の字間が広過ぎたので、章節番号とタイトルの空き幅と同じに変更しました。
(9) 表内の行間が空き過ぎていたので、行の高さの初期値を1.5emに変更しました。さらに設定の変更もできるようにしました。
(10)参考文献のレイアウトを番号なし箇条書きから1字突き出した(ハンギング・インデント)の形式に変更しました。

4.障害修正
その他、障害の修正を行ないました。
詳しくは「CAS-UB 最近の修正」を参照してください。

CAS-UB、5月16日のアップデートで「Word変換」メニューを追加します。

CAS-UBは、毎週、定期メンテナンスで小さな機能強化と障害の修正を行なっています。今週は、特別に、少し大きな機能追加として「Word変換」メニューを公開する予定です。

CAS-UBの通常の編集手続きでWordからEPUBを作るときは、①出版物を作成→②Word文書をアップロード→③EPUBを生成という流れです。①~③の各ステップでさまざまな変換条件の詳細設定が必要です。

新しく追加する「Word変換」メニューでは、最低限必要な設定を一枚のパネルで一括設定して、一気にEPUBを出力することができます。

これで飛躍的に設定の手間が少なくなります。さらに、詳細な設定をしたい場合は、設定済みの雛形文書を別に用意して、その雛形の設定を継承することができます。

CAS-UBにログインするとホーム画面(出版物一覧)を表示しますが、ここに「Word変換」が追加になります。

Word変換をクリックしていただきますと、次の画面となります。

この画面で必要な項目を設定して、あとは「WordをEPUB変換に」ボタンを押すだけで、自動的にEPUBを出力できます。

変換の仕様につきましては、5月16日のアップデートでは従来通りです。今後、さらに変換機能を強化する予定です。

なお、変換で作られた出版物はクラウドサーバ上に保存されますので、通常のとおりCAS-UBで編集することができます。

JEPA 第22回 EPUBセミナーでの「新しい発想の書籍制作ツールCAS-UBのご紹介」スライドなど

3月1日 日本電子出版協会で「マニュアル、ビジネス文書でのEPUB活用」についてのセミナーを行ないました。メインテーマは、BPIA(ビジネスプラットフォーム革新協議会)の「EPUBマニュアル研究会」の話ですが、研究会は始まったばかりでまだ報告する内容があまりありません。

研究会の話だけでは、与えられた時間枠のセミナーを構成できないために、第二部にCAS-UBについて自由に語る枠を置きました。いつもセミナーでは、時間とテーマが先に与えられて、それにあわせてセミナーの内容を構成するためなかなか自由にCAS-UBについて語ることができません。しかし、今回はかなり自由にテーマを設定して語らせていただきました。

それが却って良かったのか、CAS-UBの基本的考え方を整理してお話しできたように思います。

スライドや映像はepubcafeの次のページに公開されています。

EPUB 第22回 マニュアル、ビジネス文書でのEPUB活用

CAS-UBの映像は3つ目で約40分弱になります。なお、スライドはこちらからもダウンロードしていただくことができます。

「新しい発想の書籍制作ツールCAS-UBのご紹介」(3/1JEPAの第22回EPUBセミナー)