CAS-UBのPDFレイアウトV2(アルファ版)を公開しました

本日のメンテナンスでCAS-UBのPDF生成機能「レイアウト設定」のV2アルファ版を公開しました。10月26日の「第3回CAS-UB紹介セミナー」でご案内しました開発中機能の一部になります。

本機能は、CAS-UBで作成した書籍の出版物データから作成するPDFのレイアウトを指定するためのものです。

PDF出力時のテーマは大きくa.横書き用、b.縦書き用、c.内容をそのままに分かれています。今回それぞれにV2を追加しました。

テーマから、例えば、縦書き用V2(アルファ版)を選び、「テーマ変更」のボタンを押すと、縦書き用の基本版面のリストがでます。基本版面を選ぶと判型と基本文字サイズ、行数・行間、字詰の標準値が決まります。そこで「保存」ボタンを押してからPDF生成を行なうと選択した版面の標準的なレイアウトでPDFを生成します。

PDFレイアウト(概要)

さらに、より細かい調整を行ないたい場合は、左下の「レイアウト詳細設定」のリンクをクリックします。そうしますと、次の図のような詳細設定項目へのリンクを表示します。

PDFレイアウト指定・詳細メニューへのリンク

ここから設定したい項目を選択して、詳細を設定します。たとえば、「圏点」へのリンクをクリックしますと、圏点の種類や圏点を出す位置(横書きでは上下、縦書きでは右・左)を設定するメニューになります。

圏点の設定変更メニュー

このようにして、PDF出力のオプションを細かく決めて自分好みの設定でPDFを出すことができます。

設定できる項目はかなり多岐にわたっていますが、DTPソフトと比べるとまだ少し少なくなっていますので、いろいろご要望をいただき順次追加していく予定です。現在は、V2はまだアルファ版の状態ですので機能追加も可能です。

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ぜひ、ご試用いただき、ご意見をお待ちしています。

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