CAS-UBの編集デモ動画 新ファイル : 検索、検索・置換する、記事の先頭はそのままにする

ブログの記事に、「総ページビュー(PV)」という表現が頻出します。そこで、各記事の先頭だけは「総ページビュー(PV)」とし、あとは「総ページビュー」に置換します。

【シナリオ】
1.「総ページビュー(PV)」を検索
2.三つの記事に延べ20回以上
3.「総ページビュー(PV)」を「総ページビュー」に置換
4.各記事の先頭だけはそのまま残す
5.チェックが済んだら置換します
6.「総ページビュー(PV)」を検索
7.各記事の先頭だけ残っています

※PDFの生成設定は本文二段組みとなっている。

【デモ動画】
検索、検索・置換する、記事の先頭はそのままにする(mp4動画です)

【デモ動画一覧】(それぞれMP4ファイルを表示します)
(1)新出版物を作り『蕎麦の味と食い方問題』(青空文庫)をコピーする
(2)ルビ、縦中横、リンクをマークアップする
(3)Wordからの外部入力の操作例
(4)PDF生成の基本設定
(5)PDF生成のレイアウト調整
(6)PDFの後書きのページ内配置と見出しの指定変更
(7)『XSL-FOの基礎』サンプルレイアウト改善の例
(8)ブログをコピーして節の本文に貼り付け、項の見出しを付ける
(9)目次に出す見出しのレベルを二つから一つに変更する

CAS-UB V4紹介ブログ
1. CAS-UB V4.0の公開予定についてのご案内(予告)
2. CAS-UB V4の編集画面を垣間見る。V3では構成編集と編集画面が別でしたが、統合しました。
3. CAS-UB V4.0 デジタルファーストへ向けて、CAS記法の強化
4. CAS-UB のWebサービスV4.0をリリースしました
5.10月24日 CAS-UB 五周年記念セミナーのスライドと動画をアップしました。
6. CAS-UBの編集デモファイル 見出しを付ける

CAS-UBの編集デモ動画 新ファイル : 目次に出す見出しのレベル

ブログの記事を幾つかの章に分類して章には見出しを付けます。そして、ひとつひとつを節の記事とします。

【シナリオ】
1.本文は章-節の二階層となります。
2.PDF出力のデフォルトでは、章と節の見出しを目次の項目とします。
3.節が多いとき、目次の項目が多くなります。
4.目次に章の見出しだけ出すように設定を変更します。
5.章見出しだけが目次項目となります。
6.目次項目には本文へのリンクが設定されます。

※PDFの生成設定は本文二段組みとなっている。

【デモ動画】
目次に出す見出しのレベルを変更する例(mp4動画です)

【デモ動画一覧】(それぞれMP4ファイルを表示します)
(1)新出版物を作り『蕎麦の味と食い方問題』(青空文庫)をコピーする
(2)ルビ、縦中横、リンクをマークアップする
(3)Wordからの外部入力の操作例
(4)PDF生成の基本設定
(5)PDF生成のレイアウト調整
(6)PDFの後書きのページ内配置と見出しの指定変更
(7)『XSL-FOの基礎』サンプルレイアウト改善の例
(8)ブログをコピーして節の本文に貼り付け、項の見出しを付ける

CAS-UB V4紹介ブログ
1. CAS-UB V4.0の公開予定についてのご案内(予告)
2. CAS-UB V4の編集画面を垣間見る。V3では構成編集と編集画面が別でしたが、統合しました。
3. CAS-UB V4.0 デジタルファーストへ向けて、CAS記法の強化
4. CAS-UB のWebサービスV4.0をリリースしました
5.10月24日 CAS-UB 五周年記念セミナーのスライドと動画をアップしました。
6. CAS-UBの編集デモファイル 見出しを付ける

CAS-UBの編集デモ動画 新ファイル : 見出しを付ける

ブログの記事をコピーして、節の記事とする例のデモ動画を追加しました。

【シナリオ】
1.CAS-UBの記事の構成は章-節となっている
2.ブログのタイトルをコピーして節のタイトルに貼り付ける
3.ブログの本文をコピーして節の本文に貼り付ける
4.記事の本文の*を見出しのマークアップ’=’にする
5.CAS-UBは見出しと段落には一行を空ける
6.PDFを生成する

※PDFの生成設定は本文二段組みとなっている。

【デモ動画】
ブログの記事をコピーして、節の記事とする例(mp4動画です)

【デモ動画一覧】(それぞれMP4ファイルを表示します)
(1)新出版物を作り『蕎麦の味と食い方問題』(青空文庫)をコピーする
(2)ルビ、縦中横、リンクをマークアップする
(3)Wordからの外部入力の操作例
(4)PDF生成の基本設定
(5)PDF生成のレイアウト調整
(6)PDFの後書きのページ内配置と見出しの指定変更
(7)『XSL-FOの基礎』サンプルレイアウト改善の例

CAS-UB V4紹介ブログ
1. CAS-UB V4.0の公開予定についてのご案内(予告)
2. CAS-UB V4の編集画面を垣間見る。V3では構成編集と編集画面が別でしたが、統合しました。
3. CAS-UB V4.0 デジタルファーストへ向けて、CAS記法の強化
4. CAS-UB のWebサービスV4.0をリリースしました
5.10月24日 CAS-UB 五周年記念セミナーのスライドと動画をアップしました。
6. CAS-UBの編集デモファイル 見出しを付ける

10月24日 CAS-UB 五周年記念セミナーのスライドと動画をアップしました。

昨日は市ヶ谷にてCAS-UB 五周年記念セミナーを開催致しました。
CAS-UBのWebサービスは、10月20日にV4.0となりました。

今回の機能改善で、編集操作がかなり使い易くなりました。

またPDFレイアウト指定についても、実際にプリントオンデマンドの本を書いて出版したりしながら、問題点を洗い出して改善しています。

セミナーのスライドと、デモに使いました動画をこちらに用意しましたので、ぜひご覧下さい。

1.セミナーのスライド(PDFをダウンロード)

2.動画(MP4ファイルを表示します)
(1)新出版物を作り『蕎麦の味と食い方問題』(青空文庫)をコピーする
(2)ルビ、縦中横、リンクをマークアップする
(3)Wordからの外部入力の操作例
(4)PDF生成の基本設定
(5)PDF生成のレイアウト調整
(6)PDFの後書きのページ内配置と見出しの指定変更
(7)『XSL-FOの基礎』 サンプルレイアウト改善の例

関連ブログ
1. CAS-UB V4.0の公開予定についてのご案内(予告)
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3. CAS-UB V4.0 デジタルファーストへ向けて、CAS記法の強化
4. CAS-UB のWebサービスV4.0をリリースしました
5. CAS-UBの編集デモファイル 見出しを付ける

CAS-UB V4.0 デジタルファーストへ向けて、CAS記法の強化

CAS-UB V4.0の機能強化ポイント・その2は、CAS記法の強化です。具体的な強化ポイントは「CAS-UB V4.0の公開予定についてのご案内」をご覧下さい[1]。ここではなぜCAS記法が必要かをざっとお話します。

1.出力媒体に合わせた制作作業が一般的
原稿から紙の本(PDF)、EPUB、Webページを作るためには、それぞれの成果物に併せて原稿をレイアウトする必要があります。通常のやり方は、原稿ができたら①PDFを作るときはInDesignなどのDTPで組版処理を行い、②またEPUBを作るときは、素材からそれなりのツールで制作作業を行い、③Webページを作るときは、また素材からWebページ用の編集ツールで制作する、という風に出力媒体に合わせて制作作業を行います。

さらに多くの場合は、紙の出版物を作るためにInDesignで制作したPDFを使って校正をすすめて完成させ、そのデータからEPUBやWebなどの成果物を作ることが多いでしょう。最近はブログを含むWebページやからスタートするケースが増えているかもしれません。いずれにしても表示する媒体が先立っています。

2.CAS-UBでは出力媒体に合わせた制作作業は最小
CAS-UBの特徴は成果物毎の制作は行わずに編集ができたら、それぞれのボタンをクリックするだけで、紙用の成果物、EPUB、Webページを作ります。

原稿をコンテンツとして仕上げ、そこから様々な媒体に一気に展開します。これこそが本来のデジタルファーストと考えます。

3.汎用的なコンテンツを作るためのCAS記法
デジタルファーストを実現するためには、原稿の編集において、様々な出力に使える汎用的なコンテンツを準備することが必要です。CAS-UBのUBはUniversal Bookという意味で、汎用的な書籍内容のことです。

構造はマークアップという方式で付与します。マークアップの標準はXMLですが、編集時にXMLを直接マークアップするのは専門的な知識が必要です。そこで、XMLに関する専門的な知識がなくても、相応のマークアップができるようにしたのがCAS記法です。CAS-UBではCAS記法を覚えなくても本を作れますが、しかし、覚えていただくとより表現力がアップします。

来週のセミナーでは、このあたりについても、もう少し具体的に、また、分かりやすくお話したいと考えています。

[1] CAS-UB V4.0の公開予定についてのご案内(予告)

10月24日(月)バージョンアップ内容についてご案内するセミナーを予定しています。お申し込みはこちらからどうぞ:
http://www.cas-ub.com/user/seminar.html

■PDF関連情報
流通によるプリントオンデマンドでの出版が現実のものとなった今、その活用の課題を考える。(2017年1月時点)

CAS-UBの使い方:PDFとEPUBにユーザーがアップロードしたフォントを埋め込む

国際電子出版EXPOでの展示見本用に、青空文庫のシャーロックホームズ・シリーズ『暗号舞踏人の謎』をPOD本にしています。

『暗号舞踏人の謎』(青空文庫)

折角PODで本にするのに間違いがあってはいけないと考え、内容をチェックしてみました。なんと暗号文の画像に間違いがあるのを見つけてしまいました。

下の2か所はNEVERと言う単語ですが、Rの文字が間違っています。
fig45340_04b

正しくは次でなければなりません。
fig45340_04

そんなことをfacebookに書いたところ、この絵文字はアウトラインフォントがあることを教えていただきました。

GL-DancingMen font

おお! これは良い。さすがに人気長寿作品だけのことはあります。

CAS-UBは、ユーザー独自のフォントをアップロードして、PDFとEPUBに埋め込むことができます。フォント埋め込みを使えば、特殊な文字の形をEPUBやPDFで表示できます。

暗号文を画像で表す代わりにフォントを使うとどうなるか早速試してみました。フォント埋め込みの使い方は次の通りです。

まず、CAS-UBの「フォント」メニューでGL-DancingMen fontフォントをアップロードします。
20150623

CAS-UBはフォントにクラス名を割り当てます。このフォントのクラス名は「font-GL-Dancingmen」です。
20150623a

編集画面で、タイトルと本文のテキストにフォント・クラスを指定します。次のようにマークアップします。
20160623b

この暗号文では単語の区切りは人形の旗で表します。font-GL-Dancingmenは旗を持った人形を大文字に割り当てています。

【説明】
CAS記法(簡易マークアップ)で[[[:font-GL-Dancingmen テキスト]]]とマークアップしますと、<span class=”font-GL-Dancingmen”>テキスト</span>となります。

「内容表示」でプレビューしてみます。
20160623c

PDFを生成します。フォントが埋め込まれて暗号文がフォントで表示されます。
20160623d

EPUBを生成します。EPUBにもフォントが埋め込まれますので、Adobe Digital Editionsでも暗号文が正しく表示されます。
20160623e

CAS-UBの使い方:PDFで2倍ダッシュを繋げるには、全角ダッシュ(U+2014)を使いましょう。

1.困った!
CAS-UBで出版物からPDFを生成したとき、2倍ダッシュが繋がらず、次のようになってしまいました。

20150622

2.原因
このテキストは、青空文庫「暗号舞踏人の謎」の一部ですが、2倍ダッシュがホリゾンタルバー(U+2015)で表わされていました。

CAS-UBのPDFでは、デフォルトで本文のフォントはIPAex明朝です。

IPAex明朝ではホリゾンタルバー(U+2015)を2個連続しますと、間が空いてしまいます。

ホリゾンタルバーではなく、全角ダッシュ(U+2014)2つにすると繋がります。

20150622b

3.解決策
CAS-UBの編集メニューの「置換」でホリゾンタルバーを全角ダッシュに全部置換します。

4.説明
2倍ダッシュ(——)は発言の間合いなどでよく使われますが、テキストを入力する時は一つのダッシュ文字(—)を2文字入力するのが一般的です。

ダッシュとして使える文字は幾つかありますが画面に表示したり印刷するとき、全角ダッシュか罫線文字だと二つの文字がつながります。罫線文字は意味合いが違いますので、この場合は、全角ダッシュが良いでしょう。

(1) ソース

=本文ノーマル

・全角ダッシュ U+2014: —— 全角

・ホリゾンタルバー U+2015: ―― 全角

・罫線文字 U+2500: ── 全角

(2) PDF(縦組)

20150621aa

本の形を考える―段落のインデント(CAS-UBの場合どうするか(草稿))

CAS-UBでユーザーが段落・パラグラフ(p要素)を配置できる要素について検討してみます。以下は、CAS-UB実装メモであり検討中のものです。

注意)CAS-UBは内部的にはHTMLを主にクラス属性を使って拡張した形式でデータを処理しています。但し、コンテンツを記述するのは簡易マークアップ記法であるCAS記法を用いているため、HTMLで使うことのできるすべての要素の組み合わせを記述することができません。

〇章・節・項など(div class=”level2″~div class=”level9″)の内容
pはh1~h6タグの兄弟となる。

〇引用(blockquote)
pはblockquoteの子供である。
引用の中に見出し(h1~h6)を置いたとき、pはdivの子供でh1~h6の兄弟となる。

1.短い引用は段落の中に取り込む。MLAは散文なら4行以内は取り込む。([1]p.124)
2.散文の長い引用。([1]p.125)
2.1 一段落またはその一部だけを引用するとき、一行目を他の行よりもインデントしない。
2.2 二つ以上の段落を引用する必要があるとき、各段落の一行目を1/4インチだけ追加でインデントする。もし、オリジナルが最初の段落を深くインデントしてないなら、最初の段落をインデントしないで2段落以降のみインデントする。

〇表のセル(td, th)
HTMLのモデルではliの中にpを置くことができるがCAS記法では記述できない。
但し、HTMLの表を直接埋め込んだ場合には、表のセルはパラグラフを複数含むことができる。

〇箇条書きの説明(li)
HTMLのモデルではliの中にpを置くことができるがCAS記法では記述できない。liの内容が二つ以上のパラグラフをもつことはない。

〇用語定義リストの説明(dt)
HTMLのモデルではliの中にpを置くことができるがCAS記法では記述できない。liの内容が二つ以上のパラグラフをもつことはない。

〇特殊なブロック
CAS記法では、次の5種類のクラス属性をもつdiv(ブロック)を特殊化したブロックと言い、それぞれにスタイルをあらかじめ指定しています。
1. サマリー(div class=”sum”)
2. コラム(div class=”col”)
3. 注釈(div class=”ann”)
4. 画像(div class=”fig”)
5. 表(div class=”tbl”)

1~5でpはdivの子供である。
キャプションがあるとき、pは、div class=caption の兄弟となる。

〇検討事項
CAS記法ではクラス属性のないdivの中にパラグラフを記述できます。このときpはdivの子供となります。このdivの最初の子供であるpを先頭の段落とするべきかどうか?

その他例えば、パラグラフとパラグラフの間に、別のブロック要素が挿入されたときブロック要素の後に続くpは一つ目とするべきか、それとも二つ目(以降)とするべきか? →継続する段落はpにcont属性を付ける。

段落と段落の間に空きがあったとき。ポーズの空きがあるとき、空きの後の段落はどうするか?

〇参考資料
“Thinking with Type”[2]に、段落のレイアウト・スタイルの様々な見本が掲載されている。

[1] MLA Style Manual and Guide to Scholary Publishing
[2] http://www.thinkingwithtype.com/contents/text/#Marking_Paragraphs

CAS-UB本日(15日18時~)のメンテナンス予定 EPUB3自動生成の本文目次の仕様を変更します。

CAS-UBは本日の定期メンテナンスで、次の仕様変更と問題の修正を行います。

(1) EPUB3の自動生成する本文目次でタイトルにマークアップしたルビ、縦中横などが有効になります。

(2) EPUB3の自動生成する本文目次の最上位レベルの見出しを出版物タイトル(書誌情報で入力した文字列)から「目次」(固定)に変更します。

(3) これまでは「タイトル」欄で半角の「<、>、&」を使えないため、全角にする必要がありました。本日のメンテナンス後より、この制約がなくなり、半角の「<、>、&」も使えるようになります。

次に詳しく説明します。

1.本文目次とは?

CAS-UBで作れるEPUB3の目次には次のa.からc.の3種類があります。b.の本文の目次は、EPUBリーダーの操作性の影響がなく、また、縦書き指定ができますので一番重要です。

a. Navの目次(必須)–EPUBリーダーが目次パネルに表示する目次。どのように表示されるかは、EPUBリーダー依存となります。
b. 本文の目次(オプション)–EPUBの本文と同じように表示する目次。CSSのテーマでレイアウトの指定ができます。
c. EPUB2と互換の目次(オプション)–EPUB3よりも前のEPUB2形式の目次。(これは、EPUB3対応のリーダーで読むときは使われません。)

CAS-UBの目次機能についての詳しい説明は、右のブログ記事をご覧ください。「EPUB目次自動作成機能を大幅に強化! CAS-UB V2.2 を正式版としました。」(2013/11/29)

2.本文の目次の自動生成とは?

a. 本文の目次は CAS-UBで自動的に生成できます。本文の目次を自動生成するときは、「EPUB3」生成メニューの「一般設定」で「生成する」を指定します。自動生成では、記事のタイトルとマークアップした目次(上位レベルから指定したレベルまで)を集めます。

20140115

b. CAS-UBの「記事編集」機能で自分で編集して作ることもできます。自分で本文の目次を編集するときは、記事の種類を次の図のように「ユーザー作成目次」としてください。

20150115a

《注意》
なお、本文目次は「生成する」がデフォルトですので、通常は設定を変更しなくても生成されます。また、「ユーザー作成目次」があるときは、本文目次を「生成する」にしても「ユーザー作成目次」が優先されます。

3.ルビや縦中横を本文の目次でつかうときのマークアップとiBookの目次と本文での表示例

(1) ルビ
a. マークアップ
20150115c0

b. 本文目次
20150115c00

c. 本文
20150115c

(2) 縦中横

a. マークアップ
20150115d0

b. 本文目次
20150115d00

c. 本文
20140115d

電子書籍(EPUB)で画像の大きさを指定したいとき:CAS記法とCSSの書き方まとめ

EPUBでイメージ(画像)の表示サイズを指定する方法について、CAS記法によるコンテンツの書き方とCSSの書き方を整理してみました。

イメージはブロック配置するときと、インライン配置するときがあります。また、EPUBリーダー毎に挙動が違う(特に、iBooksは特殊[2])ため、できるだけいろいろなEPUBリーダーで有効になる指定方法を工夫する必要があります。

1.ブロック配置のイメージ
(1) コンテンツ(XHTML)
(a) CAS記法のマークアップ
[[[
{{画像ファイル名}}
]]]

(b) EPUB内コンテンツ(XHTML)のマークアップ
<div>
<img src=”画像ファイルへのパス” … />
</div>

(2)レイアウト指定(CSS)
div {
width:X%;
}
div img {
width:100%;
}

(3)説明
img要素に直接サイズを指定するとiBooksでは有効にならないため、イメージをdiv(ブロック範囲指定)要素で囲み、そのブロックの幅を指定します。img要素には幅100%を指定し、イメージがそのブロック内にぴったり収まるようにします。

2.インライン配置のイメージ
(1) コンテンツ(XHTML)
(a) CAS記法のマークアップ
[[[{{画像ファイル名}}]]]

(b) EPUB内コンテンツ(XHTML)のマークアップ
<span><img src=”画像ファイルへのパス” … /></span>

(2)レイアウト指定(CSS)
span {
display:inline-block;
width:Xem;
}
span img {
width:100%;
}

(3)説明
img要素に直接サイズを指定するとiBooksでは有効にならないため、イメージをspan(インライン範囲指定)要素で囲みます。インライン要素に指定した幅はCSS仕様上無視されます[3]のでdisplay:inline-blockとしてインライン要素の幅を指定します。img要素には幅100%を指定し、イメージがその中にぴったり収まるようにします。

3.CSSファイル
CSSの設定内容はstyle.css(ファイル名)で保存し、CAS-UBの「スタイルシート」メニューでアップロードします。すると、EPUB生成では、コンテンツ(XHTML)ファイルにstyle.cssが最優先で有効になるようにリンクされます。

【注意】
div、spanは一般的に使いますので、上のようなCSS指定では、全体に影響を及ぼすことがあります。従って、サイズを指定したいイメージを囲むdiv、spanにクラス属性またはIDを設定して、その属性を指定した要素だけに指定範囲を制限するのが良いでしょう。

4.例
(1) マークアップ
20141108a
図1 ブロック画像、インライン画像 (クラス属性:testを指定)

(2) style.css
20141108b
図2 ブロック画像、インライン画像のサイズを指定

(3) iBooksでの表示例
20111108c
20111108d

【参考資料】
[1] EPUBで画像の大きさを指定する方法を調べた。iBooks (1.2)はちょっと特殊だ!
[2] EPUBで画像の大きさを指定する方法を調べた、の続き
[3] EPUBで画像の大きさを指定する方法を調べた、の続きの続き
[4] iBooksで外字画像の大きさを文字サイズに追随させる方法の整理